【名人のワザ】海上釣り堀オーパ!!新春釣り大会優勝・山岸選手が明かす「勝負の分かれ目」

冬の海上釣り堀を制した「神アジャスト」、オーパ!!新春釣り大会・優勝者のウイニングパターン徹底解剖

マダイ連発にトラウトロッド投入も!熱狂の「海上釣り堀オーパ!!新春釣り大会」完全レポ

2月23日、大阪・谷川の人気海上釣り堀「オーパ!!」で開催された新春釣り大会。大会全体の熱気や盛り上がりは先日の記事でお伝えした通りですが、今回は一歩踏み込んで、参加選手たちの「ヒットパターン」を徹底分析!

さらに、圧倒的な釣果の差を見せつけて見事優勝に輝いた山岸選手のウイニングパターンに迫ります。定番エサが通用しないタフコンディションの中、名人はどうやって魚を引きずり出したのか?海上釣り堀ファン必見の、次回の釣行でそのまま使える攻略メソッドをお届けします!

定番の「ダンゴ」がまさかの沈黙!? 参加選手のヒットパターン分析

まずは、大会全体を通したヒットパターンを振り返ってみましょう。

【モーニング(前日放流マダイ狙い)】

朝イチのモーニングは、いかに手返し良くマダイを釣っていくかが勝負の分かれ目です。しかし、この日は海上釣り堀のテッパンエサである「ダンゴ」への反応がすこぶる悪い状況でした。 そんな中、アタリを引き出していたのは「エビ」「ササミ」「キビナゴ」。特に“黄色”に着色されたエサへの反応が良かった傾向にあります。

黄色いエビ

黄色のキビナゴ

【トラフグ&クロソイ放流後】

放流直後、トラフグに効果絶大だったのは「エビ」。見事トラフグを2連発させた選手は“赤色”のエビを巧みに操っていました。 一方、クロソイ狙いでは「キビナゴ」が圧倒的!黄色や青、赤など、色付きのキビナゴを持ち込んでいた選手が多数ヒットさせていたのが印象的です。

トラフグを2連発させていた選手が使用していたのが、赤色のエビ

【難攻不落のサーモン&居残りメジロ】

気まぐれなサーモンには「オキアミ」が多数派。中には「ブドウ虫」で食わせたツワモノも。 また、イケスによっては居残りのオリーブメジロの姿も見えましたが、全く口を使わない超警戒モード。生きエサを使用する人はほぼ皆無というタフな状況でした。

オキアミはノーマル、黄色といろいろだった

ブドウ虫も有効です

全体を通して言えるのは、ダンゴが効かない状況下で、いかに素早くその日の当たり「エサ」と「カラー」を見つけ出し、状況にアジャストさせられるかが釣果のカギを握っていたということです。

圧倒的な差で優勝!山岸選手のウイニングパターンを解剖

中央が優勝した山岸選手

そんな激ムズの状況下で、頭一つ、いや二つ抜け出す圧倒的な釣果を叩き出したのが山岸選手。 見事優勝を果たした山岸選手に、時間帯別の攻め方やエサのローテーションについて直撃インタビューを行いました!

① モーニングでの狙い方とエサ

「周りの状況を見ながら、オーソドックスに竿1本分くらい先を意識して、まずは底付近のマダイを自家製のエビで狙いました。その後、アタリが止まったタイミングでササミやキビナゴにローテーションして、何枚か拾っていった感じです」

▶ 最初からダンゴに固執せず、自家製エビからのローテーションで確実にマダイの数を伸ばす手堅い立ち上がり!

② モーニング終了〜トラフグ&クロソイ放流まで

「早い段階から居残りのサーモンをキビナゴで狙っていこうと思っていたんですが、周りの状況を見つつ、探る場所を変えながら基本的にはマダイを狙っていました。そうこうしているうちに次の放流が来たという印象です」

▶ サーモンを意識しつつも、見切りをつけて手堅くマダイを狙い続ける状況判断の早さが光ります。

③ トラフグ&クロソイ・サーモン放流後

「放流後は、まずトラフグから狙おうと。周りの様子を見ながらソイが釣れているか確認していましたね。運良くフグが釣れたので、引き続きフグを狙いながら、どこかのタイミングでソイに切り替えようと考えていました。 その後のサーモン放流は、実際にやってみて『難しい』と判断したので、見えていたフグをカツオの切り身で誘ってみると、反応があって釣れた感じです」

▶ 釣れない魚に執着しない見切りの早さと、目の前の釣れる魚(見えフグ)を確実に獲る柔軟なアプローチが素晴らしい!

④ マダイ放流後の動き

「放流後、マダイがイケスのどこに落ち着くかをしっかり観察して、自分が探れる範囲を丁寧に探って、キビナゴで3尾ほど追加しました」

▶ 闇雲に仕掛けを投入するのではなく、魚の動きをよく観察する。これが数釣りの基本ですね。

⑤ 勝負を分けた「ターニングポイント」

「皆さんも釣れていない時間がたくさんあったと思うんですが、そんな時こそ『人と違うこと』をしていたような気がします。同じことをしていても釣れないと思ったので、集中力を切らさずに何かヒントがないかな、と常に探していました。それが上手くハマったんだと思います」

▶ 釣れない時間帯の集中力維持と、「人と違うアプローチ」を試行錯誤し続ける精神力。これこそが優勝を引き寄せた最大の要因でしょう!

実は2年ぶりの優勝!ベテランの底力に脱帽

今回、見事優勝カップを手にした山岸選手は、海上釣り堀歴約8年。マダイ釣りを最も得意とし、季節によってはイシダイやイシガキダイも狙うという腕前です。

「素直に嬉しいです。最近は魚釣りに行けておらずブランクがあったので、余計に嬉しく感じました」と、優勝の喜びを語ってくれました。

実は山岸選手、2年ぶりとなる優勝劇! さらに、2020年には当時の週刊釣場速報のコラム『釣り堀巡り~名人のワザに迫る』でも取材させていただいたことがある生粋のベテランアングラーなのです。長年培った経験と、ブランクを感じさせない現場でのアジャスト能力。まさに「名人」と呼ぶにふさわしい見事なウイニングパターンでした。

【釣り堀巡り~名人のワザに迫る】魚種豊富に狙える釣り堀を攻略(大阪・岬町谷川 海上釣り堀オーパ!!)

次回の釣行や大会に参加される際は、ぜひ今回のヒットエサの傾向や、山岸選手の「釣れない時こそ人と違うことをする」というマインドを参考にしてみてくださいね!

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