1. 釣った魚、どうやってキープしていますか?
釣った魚を持ち帰る際、重たいクーラーボックスを常に持ち歩くのは大変ですよね。特にルアーフィッシングのように、歩き回りながら魚を探す「ランガンスタイル」では、身軽さが釣果に直結します。
そんな時に大活躍するのが「ストリンガー」です! ストリンガーを使えば、クーラーボックスは車や安全な場所に置いたまま、手ぶら感覚で釣りを続行できます。

2. ストリンガーとは?何に使うアイテム?
ストリンガーとは、金属製のフック(クリップのようなもの)を魚の口に通し、ロープで水中に繋いでおくためのアイテムです。
・圧倒的に身軽: クーラーボックスやバケツを持ち歩く必要がなくなります。
・魚の鮮度が抜群に良くなる: 釣り場から帰る直前まで海中で活かしておくことができるため、持ち帰る直前に締める(血抜きする)ことができ、魚を最高の鮮度でキープできます。
・スカリ(網)より波の抵抗を受けない: 網状のアイテムよりコンパクトで、潮の流れが速い場所でも扱いやすいです。
主にシーバス、チヌ、青物、ロックフィッシュなど、中型〜大型の魚に使用します。(※アジなどの口が弱い魚は身切れしてしまうため不向きです)
3. ストリンガーの正しい使い方と注意点
初心者の方が間違えやすいのが「フックを通す位置」です。ここを間違えると魚がすぐに死んでしまうので注意しましょう!

フックはこのように下顎に刺すのが正解です
・正しい通し方: 必ず「下顎(下唇)の薄い膜を貫通させる」ようにフックを通します。硬い骨を避けた薄皮の部分にプスッと刺すイメージです。
・NGな通し方: エラにフックを通してしまうと、魚がエラ呼吸できなくなり、すぐに窒息して死んでしまいます。絶対に避けましょう。
テトラポッドや岩などにロープが擦れると切れてしまう(根ズレ)ことがあるため、繋ぐ場所には注意が必要です。波が荒い日や、潮の流れが激しすぎる場所では魚が弱ってしまうことがあります。
4. ストリンガーの種類と選び方のポイント
ストリンガーには主に以下の2つの収納タイプがあります。用途に合わせて選びましょう。
・リール式(ワインダー式): リールのようにハンドルを回してロープを巻き取るタイプです。ロープが絡まりにくく出し入れが簡単なので、足場の高い堤防やサーフなどにおすすめです。
・スプール式 / ホルダー式: 糸巻き(スプール)にロープを巻きつけるシンプルなタイプです。非常に軽量でコンパクトなので、荷物を少しでも軽くしたい方に最適です。
5. 編集部おすすめのストリンガー 4選
初心者でも使いやすく、実績のある各メーカーのおすすめストリンガーをご紹介します!

王道シンプル!扱いやすいスプール式の決定版
強化樹脂製のスプールを採用した非常にコンパクトで軽量なモデル。ベストやバッグのDカンにカラビナでカチャッと簡単に装着できます。

太さ約3mmのロープ(7.5m)を採用しているため、引っ張る際に手が痛くなりにくく、初心者でも扱いやすい安心設計です。
おすすめな人: シンプルでかさばらないベーシックなストリンガーが欲しい人
フックサイズ別で2サイズ、価格は4200~4600円(税別)。
シマノ公式「ハンディーストリンガー3.0」詳細ページはこちら

ダブルロック機構で大切な魚を逃さない!
魚が暴れても外れにくい「ダブルロック構造」のストリンガーフックを採用したモデル。最初から大型フックが5個も付属しているため、たくさん魚が釣れた時も安心です。専用のロープホルダーが付いており、10mのロープもスッキリとまとめて持ち運べます。
おすすめな人: 魚が逃げてしまうトラブルを絶対に防ぎたい人
1サイズで、カラーは全3色。価格は4200円(税別)。
ダイワ公式「フィッシングストリンガー1000」詳細ページはこちら
③ がまかつ「ULストリンガー LE912」

超軽量!魚に優しい新形状のストリンガー
「UL(ウルトラライト)」の名の通り、本体サイズ(D3×W53×H80mm)が手のひらに収まるほど超コンパクトなモデルです。最大の特徴は、フックではなくワイヤーを魚の下顎に貫通させて引っ掛ける「チョッキ式」を採用している点。魚へのダメージを最小限に抑え、体力の回復をサポートします。ロープは10m。

魚の下顎の薄皮部分にワイヤー通しを口の内側から外側に向けて貫通させます
おすすめな人: 荷物を極限まで軽くしたいランガンスタイルの人
1サイズで、価格は4000円。
がまかつ公式「ULストリンガー LE912」詳細ページはこちら
④ ゴールデンミーン「GMリールストリンガーⅡ」

本格リール式で快適!大物・青物狙いならコレ
実用性とカッコよさを兼ね備えた、金属製の本格リール式ストリンガー。自重も199gと軽量です。
ドラグ機能やハンドルが付いているため、15mという長いロープの出し入れも圧倒的にスムーズです。ランカーサイズのシーバスや大型青物にも対応する頑丈なステンレスフックを採用しています。

ランカーサイズにも対応可能なオリジナルステンレスストリンガーフック
おすすめな人: 長いロープを楽に巻き取りたい人、大型魚を狙う人
1サイズで、カラーは全4色。価格は9800円(税別)。
ゴールデンミーン公式「GMリールストリンガーⅡ」詳細ページはこちら
6. 一緒に揃えたい便利アイテム
ストリンガーを使うなら、以下のアイテムも揃えておくとさらに快適・安全です。
・フィッシュグリップ: 釣れた魚の口を安全に掴むためのアイテム。ストリンガーのフックを掛ける作業が格段にやりやすくなります。
・ナイフ(血抜き用): 持ち帰る直前に魚のエラを切って血抜きをするために使います。
7. まとめ
ストリンガーは、釣りの機動力を上げつつ、釣った魚を美味しく持ち帰るための必須アイテムです。
「荷物を軽くしたいからスプール式」「扱いやすさ重視でリール式」など、自分の釣りスタイルに合ったストリンガーを選んで、ぜひ身軽で快適なフィッシングライフを楽しんでくださいね!























