冬から春にかけて日本海側の船釣りで狙えるヤリイカ。
例年なら、そろそろフィナーレを迎える時期ですが、今年はラストスパートをかけているかのごとく、よい日には最盛期を思わせるような爆乗りの日もまだ見られます。
ヤリイカを狙って出船しているのは、主に福井県各地の遊漁船。ここでは最近の目立った釣果をピックアップしてみます。
若狭大島の庄栄丸では、4月3日に深夜便でマイカまじりでヤリイカをよい人40パイが2人、次点でも35ハイと土産十分の釣果。

▲庄栄丸
小浜西津の直幸丸では、ともにオールナイト便で2日に胴長20~35cmを1人30~115ハイ、3日に胴長20~40cmを1人35~112ハイと連日のよい人3ケタ超え!! 少ない人でも30パイ以上と抜群の釣果です。

▲直幸丸

▲直幸丸
ほか、小浜西津の幸翔丸、小浜新港の福丸でもマイカまじりでヤリイカが楽しめています。

▲幸翔丸

▲福丸
敦賀色浜の日吉丸では、3日に半夜便でイカメタルでよい人98パイ。

▲日吉丸
泰丸では、8日の深夜便で1人4~95ハイと個人差がありましたが、こちらも3ケタに迫る入れ乗りモードです。

▲泰丸
ほか、竹宝丸でもヤリイカは良型まじりで狙えています。

▲竹宝丸
越前白浜の釣り船福丸でも、8日の半夜便で胴長20~30cmを1人44~85ハイ。こちらはヤリイカ専門便ではなく、日没までは五目釣りで、ヤリイカは日没から22時半頃までの釣果。専門便よりもイカ釣りの時間は短めですが、まさに入れ乗りですね。

▲釣り船福丸
竿頭の人の釣り方は、イカメタル、胴突き、どちらもいるので各自が好みの釣りで楽しめます。
日により、キビナゴやササミを乗せたエサ巻きスッテが強かったり、プラヅノやウキスッテ、エギがよかったりと状況は変わっているので、仕かけはいろいろ用意して出かけるのがよさそうですね!
各沖ともにヤリイカに加えて、マイカやムギイカ(スルメイカの小型)がまじり始めており、いよいよヤリイカは最終盤戦の気配ですが、条件よい日には直近でも大釣りを含めて十分な釣果が出ています。
今期のヤリイカを釣り納めるなら、今しかないですよ~!!