タイトルの通りであります。
もし船釣りのリールで「1万円台で剛性があってカッコイイやつある?」と聞かれたら、迷わずプッシュするのがダイワの「フネXT150P-OP」です。
出典:ダイワ公式フネXT詳細ページ フネXT150P-OP
もともと「フネXT」というリールシリーズがあり、150番のパワータイプ(P)と150番のハイギア(H)がラインナップされていて(それぞれ左右ハンドルあり)、そこに2021年加わるのが150P-OP。
150P-OPをご紹介する前に、駆け足ながらこれまでのフネXTにも触れてみます。
150P/150PL(※PLは左ハンドル)

▲フネXT150P

▲フネXT150PL
巻取長(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 自重(g) | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量ブライト(号-m) | ベアリング(ボール/ローラー) | スプール径(mm) | ハンドル/長さ(mm) | メーカー希望本体価格(税抜き) |
59 | 5.6 | 205 | 5 | 2-200 3-130 |
4/1 | 34 | 55 | 15,000円 |
150H/150HL(※HLは左ハンドル)

▲フネXT150H

▲フネXT150HL
巻取長(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 自重(g) | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量ブライト(号-m) | ベアリング(ボール/ローラー) | スプール径(mm) | ハンドル/長さ(mm) | メーカー希望本体価格(税抜き) |
72 | 6.8 | 205 | 5 | 2-200 3-130 |
4/1 | 34 | 55 | 15,000円 |
150Pと150Hのスペックは上記の通り。
驚きなのが、スーパーメタルフレームで剛性がしっかりしていて、ブレーキシステムに「マグフォースブレーキ」を搭載しながら……価格です。1万5千円。で、メタルフレーム特有の所有感も感じられるリール。
ラインナップ的にもギア比5.6と6.8があったわけで、オールラウンドな5.6、ライトゲームに使いやすい6.8と選択肢があったわけです(価格的に2つ手に入れてもイイですよね)。
出典:船最前線「ダイワ」
ドラグMAX大幅アップの「フネXT150P-OP」
さて、本題のフネXT150P-OPです。
まずこちらにも右ハンドルの150P-OPと左ハンドルの150PL-OP、加えてPE3号糸付きもある(糸付きは右ハンドルのみ)。

▲右ハンドルの150P-OP

▲左ハンドルの150PL-OP

▲3号ラインがはじめから巻かれた糸付きモデル
品名 | 巻取長(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 自重(g) | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量ブライト(号-m) | ベアリング(ボール/ローラー) | スプール径(mm) | ハンドル/長さ(mm) | メーカー希望本体価格(税抜き) |
150P-OP | 51 | 4.8 | 220 | 9 | 2-220 3-150 4-110 |
4/1 | 34 | 60 | 16,000円 |
150PL-OP | 51 | 4.8 | 220 | 9 | 2-220 3-150 4-110 |
4/1 | 34 | 60 | 16,000円 |
150P-OP PE3号糸付き |
51 | 4.8 | 220 | 9 | 2-220 3-150 4-110 |
4/1 | 34 | 60 | 17,000円 |
ギア比は4.8のモアパワータイプで糸巻き量もアップ、何より大幅アップしているのが最大ドラグ力で9kg!
これまでのラインナップも含めギア比4.8、5.6、6.8と幅広く選べるようになったのもありがたい。
もちろんスーパーメタルフレーム(AL)やマグフォースブレーキは健在。

仕かけの重さに合わせてブレーキ力を調整できるMAGFORCEブレーキを搭載
ロングハンドルアームは60mmとなりこれまでの55mmからさらにトルクのある巻き上げがしやすくなっています。
ドラグMAXが大幅アップしながら価格の大幅アップはナシって点にも注目!

個人的には大型狙いのエギタコで使ってみたい!
コレ、絶対エギタコにもいいやつじゃん!と思いハッとした。
もしかしてこの「OP」ってまさかの……オクトパスの意味が込められているそうで。
それはともかく、ゴリ巻きのパワーが求められる釣りや、すぐに根から引きはがしたいロックフィッシュ狙いなど、タコに限らずメチャクチャ便利に使えるリールが超リーズナブルに登場となりましたよっと!
ダイワ公式フネXT詳細ページはこちら
