全国的に人気の釣り「ひとつテンヤマダイ」。
そのひとつテンヤのエサといえば、エビ。一般的には冷凍エビを思い浮かべるが、生きエビ(エビはサルエビ)をエサに好釣果を出しているのが茨城・鹿島沖。
写真は鹿島港・長岡丸の釣果写真。

▲5月23日の釣果。6.16kg・4.47kg・3.34kg・2.63kg・1.73kg・1.55kg・1.39kg・1.02kgなどサイズ0.4~6.16kg 0~5枚

▲5月22日の釣果。6.04kg・4.78kg・1.89kg・1.78kg・1.63kg・1.17kgなどサイズ0.6~6.04kg 0~3枚
このところは3~6kg前後のマダイが釣れていて、平均にサイズもよくなっている。
もともと魚影が濃いエリアではありますが、春は意外とナーバスになることも。
そうはいってもやはり生きているエビはマダイにとっても魅力的。生きエビは水中で目が光るともいわれ、それがマダイを誘うのかもしれない。
生きエビの魅力は、エビ自体のエサ持ちのよさ。通常の冷凍エビだとどうしても頭が取れやすいが、生きエビは結構持つ。
そのため、ちょっと食べにきて掛け損なっても、マダイが複数回アタックしてきてチャンスも多い。これはもちろんマダイだけではない。

実は、万一本命のマダイが不調でも非常に多彩な魚種で楽しませてくれるのが鹿島沖の魅力
魚種も豊富な鹿島沖ではマダイのほかにショウサイフグやホウボウ、ハナダイ、ヒラメなどもよく釣れるゲスト。それらの魚にとっても生きエビは効果的で、魚種多彩にクーラーを彩る日も少なくない。
そんな生きエビだが、基本的には各船宿の船長などスタッフが前日の夜に獲ってくるもので、獲れる時期も限定的。夜にエビを獲り、朝お客さんを乗せてその生きエビを使わせてくれる。必要以上に神経質になる必要はないが、丁寧に扱ってあげてください。