タイラバの釣果に直結する重要なファクターは、刻一刻と変わる状況に合わせること。
水深、潮の速さ、潮の色、エサとなるベイト。
これらの状況に、即座にアジャストすることで、好釣果をあげることができると言っても過言ではありません。
タイラバは、落として巻くだけのお手軽な釣りというのは周知の事実ですが、その「落としている間」、「巻いている間」、釣り人は常に状況変化を察知して、次の一手を考える。
頭脳戦であり、スピード勝負でもあるのです。
そんな、簡単な動作の中にある難しさ、だから面白いタイラバに、誰もが好釣果を目指せる画期的なアイテムが登場します。
炎月 ラクチェンバクバクシリーズ
出典:シマノ
炎月(エンゲツ)は、シマノのタイラバブランドで、専用ロッド、リール、タイラバと、さまざまな革新的なアイテムがリリースされていますが、今回登場する「ラクチェンバクバク」シリーズは、画期的なタイラバになります。
何が画期的なのか。それは、ヘッドとネクタイの交換が1分以内で行えること
従来、ヘッドやネクタイを交換する際、タイラバに接続しているラインを切って、ヘッドを外して、ネクタイなどもセットしているパーツをズラして交換するのが通常でした。
これには、タイラバに慣れた人でも1分以上、まだまだ慣れていないビギナーさんなら2~3分という、時間がかかる作業。
これが、「ラクチェンバクバク」シリーズを使うと、交換は誰でも1分以内で可能になります。
なぜ、そんな素早く交換が可能なのか。
それは、ヘッドの構造にあります。
文字にしても「?」だらけですが、写真や動画を見れば、一目瞭然。
こちらの動画もぜひご覧ください。
まずは、ヘッド交換。
スライドピンを引き出して、ヘッドを開きます。
中はこういった構造。分割されたヘッドが、スライドピンで固定される仕組み。
これが、ワンタッチで交換できる理由です。
素材、形状、色など、多種多様なネクタイも、ローテーションが必須。
ラクチェンバクバクには、「スルスルクリップ」というパーツが搭載されていて、こちらもラインを切らずにワンタッチで交換が可能になっています。
交換方法は、ヘッドを開いて、クリップをヘッドから外し、クリップの留め具を上げて、ネクタイを外す。交換するネクタイを置いたら、留め具を下げる。以上!
これなら、慣れていない人でも時短で交換が可能になりますね!
特殊な構造で、これで大丈夫なの?という疑問すら沸いてきますが、テスト時には大型のマダイを釣っても、30尾以上のマダイをキャッチしても、ヘッドが外れるどころか、パーツのズレさえ全く出ないことを確認しているそうです。安心ですね。
スペック&カラーラインナップ
ラクチェンバクバクのヘッドタイプは2種類。
ベイエリアや内海に向いた形状の丸型のRと、潮噛みしやすく外海に向いた角型のSの2種類がスタンバイ。
60~120gの全4ウエイト、カラーは6色のラインナップ。
ウエイト | 本体価格(税別) |
60g | 1,300円 |
80g | 1,360円 |
100g | 1,410円 |
120g | 1,470円 |
シマノ公式「ラクチェンバクバクR」詳細ページはこちら
100~150gまで3ウエイト、カラーは同じく6色がラインナップ。
ウエイト | 本体価格(税別) |
100g | 1,410円 |
120g | 1,470円 |
150g | 1,590円 |
シマノ公式「ラクチェンバクバクS」詳細ページはこちら
「ラク」に「チェンジ」できて、「バクバク」に釣れるタイラバ。
ヘッド、ネクタイ、スルスルクリップは、それぞれ単体でのラインナップもされています。
ローテーションの楽しみが広がる、炎月ラクチェンバクバクシリーズで、さらに面白くなるタイラバの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
水中動画