【編集部の釣りネタ】「堤防でも砂浜でも筏でも、のんびりと誰にでも狙えます」手軽なタックルで「チョイ投げカレイ」にチャレンジしてみよう!!

秋が深まってくると、筆者は各地のカレイの釣果が気になり始めます(笑)。

小学生の頃から釣りを始めて、本格的にハマったのが、このカレイ釣り。

しかも「チョイ投げ」です!!

何でチョイ投げか? 理由は簡単、もともと遠投力がないからです。飛距離100mなんて、夢のまた夢。投げ竿で投げていた時でも、50m飛ぶか飛ばないかだったでしょうか。

では、そのチョイ投げカレイにハマったのは何故なんでしょう?

チョイ投げカレイの魅力

改めてその理由を考えてみると、コレかな、アレかなと、いろいろ浮かびますが、これが決め手だからです!! という決定打はありません。

でも、「イイ」とオススメできる点はいろいろあります。

列記してみると、

①堤防、砂浜、筏など、いろいろなポイントで狙える

②コンパクトロッドのような、手軽で安価なタックルで釣りができる

③釣り場によっては、チョイ投げで十分釣果が出る

④市販の仕かけを使うので、セットが楽ちん

⑤堤防などの陸っぱりなら、電車釣行も可能

⑥基本は置き竿なので、のんびり楽しめる

⑦本命以外にもゲストが多彩

⑧子供や女性、初めての人でも簡単にできる

⑨引きが独特で堪らない

⑩食べても美味

などなど、まだまだありそうですが、ここではこのくらいに。

とにかく、これが100点というのはありませんが、イイと思える点がどれもハイレベル。

言い換えれば、全部80点以上の釣りでしょうか。

 

狙える釣り場

カレイが狙える釣り場はいろいろあります。条件としては岩礁帯以外でしょうか。

だから、釣り公園や堤防、砂浜からの足場が安全な釣り場から手軽に狙えます。

また、渡船料金は必要になってきますが、筏やカセを利用しての釣りもGOOD。

筆者はチョイ投げカレイを楽しむ時、近年は陸っぱりよりも、こちらの筏やカセを主に利用しています。

それは、のんびりとできるから。

渡船店にもよりますが、こじんまりとした筏やカセの場合は、1人あるいはグループ同士での貸し切りになる所が多いです。なので、筏やカセの上はプライベート空間。弁当を広げて、とかピクニック感覚でも楽しめちゃいます。

しかも、陸っぱりと違って、筏やカセが掛けてあるのはポイントの上。遠投はもちろん不要。チョイ投げや竿下に仕かけを下ろすだけで釣れちゃいます!!

「カレイは場所」とは昔からよく言われていますが、基本は置き竿スタイルの釣りなので、場所がよければ、ベテランであろうとビギナーであろうと、誰にでも釣れるんです。

タックルや仕かけ

そして、「カレイ」と聞くと、本格的な投げ竿でフルキャストをイメージする人もいるかもしれませんが、釣り場を選べば全然そんなことはありません。

筆者のタックルは、こんな感じです↓

置き竿の釣りなので複数本揃えるのが理想ですが、まずはコンパクトロッド1本から始めることが可能です。

釣具店で購入する時は、竿、リール、糸付きのセットで十分。始めるには、とても安価でタックルが揃います。

また、最近の商品ではダイワの「#go_fishing SS(スターティング セット)」もチョイ投げカレイにはピッタリとフィットしてくれるタックルセットです。

出典:ダイワ

この商品に関する紹介記事はこちら↓

3つのタイプでいろんな釣りが楽しめる入門者に最適なタックルセット【#go_fishing SS(スターティング セット)】で釣りに行こう!!

また、チョイ投げなのでライトルアーロッドでも対応できます。

そして、仕かけ。

天ビンは投げ用やキス天ビンなど。仕かけは市販のカレイ仕かけ2、3本針です。

仕かけにはシンプルなモノ、派手なモノと、各社から多種発売されていますが、まずは「カレイ」と書いてある仕かけならOKです。

個人的な仕かけ選びの目安としては、まだ水温が高めの秋やエサ取りが多いと感じる時は飾り気のないシンプルなモノ、エサ取りが減る冬から春先にかけてはエッグボールやビーズ玉など派手系の仕かけを多用しています。

エサ

チョイ投げカレイのエサには虫エサが一般的です。

筆者のオススメは青イソメ。安価でどこでも手に入りやすい万能エサです。

「カレイにはマムシ(本虫)が一番」と言われますが、青イソメに比べて少しお値段は高め。もちろん特効エサではあるので、食いだけを比べれば、こちらに軍配が上がる時もあるかもしれませんが、ビギナーなら予算に余裕があれば程度に考えておいても問題ないです。

そして、「虫エサ」と聞いて、及び腰になった人いませんか?

「ウニョウニョ動く虫エサが無理!!」と言う人もいるかもしれません。

そんな方には、道具を使って付けるのもありです。

一例ですが、オーナーばりの「虫ピンチ」など、虫エサを挟むアイテムがあれば直接エサに触らずに済みます。

また、マルキユーの「パワーイソメ」など、人工エサを使用するのもアリですね!!

狙い方

狙い方は「チョイ投げ」です。これは堤防であろうと、筏であろうと変わりません。

遠くに投げられるに越したことはありませんが、チョイと投げられるなら誰でも狙えます。

ポイント上に掛けられてある筏やカセはもちろんですが、水深のある岸壁や漁港なら竿先付近の足元に下ろすだけで釣れることもあります。

意外とカレイは近くまで接岸しているんです。砂浜から狙う場合は、遠くに投げる方が期待値は上がりますが、これもポイント次第ではチョイ投げで十分に釣れる場所もあります。

仕かけを投げたら、着底させて糸フケを取り、あとはアタリを待ちましょう!!

え、コレだけ!?

そうです。基本は置き竿の釣り。「待つだけ!!」です。

ただ、これだとカレイがエサを探して寄ってこないと釣れる確率が下がるので、時おり仕かけを動かしてやります。

竿でゆっくりと引いて聞いてくるだけ。竿下なら、竿を持ち上げるだけです。

そして、また「待つ!!」(笑)。

ほんと、コレだけです。

カレイは結構居食いをする魚なので、時おり仕かけを動かす、コレが誘いだけでなく、釣れているかの確認にもなるんです。

そしてアタリがあったり、竿で聞いた時にグーッとくる、一瞬根掛かりのような重量感と生命の感触があれば、それは本命のカレイの可能性大。

あとは、その独特の引きと重量感を堪能してください。

チョイ投げカレイは、これから春先までが好シーズン。

気温は少し寒くなりますが、防寒対策をして「チョイ投げカレイ」、ぜひお楽しみください!!

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