船メバルベストシーズン到来(徳島・鳴門 釣り船つるぎ)

桜も咲き始めいよいよ春本番を迎えて、釣り物も増えて何狙いで釣行しようか迷っているそこのアナタ。今徳島・鳴門海峡周辺のメバル釣りがアツいですよ!

今回は徳島・鳴門亀浦から出船中の釣り船つるぎの西上船長にポイントなどを聞いたので紹介します。

エサ釣りでメバルの型が魅力

最近のつるぎでの釣況ですが、胴突き仕かけのエサ釣りで28~30㎝の良型メバルを頭によい人2ケタ超。20㎝オーバーが多く、今なら初心者でも期待できますよ。

取材日に釣れた28㎝の良型メバル

基本的なタックル&仕かけ

①ロッドは3m以上の長さの船メバル竿
胴調子の長竿でメバルに違和感なく食い込ませることもポイントですが、長い竿を使うのはそのほかにもメリットがあります。使用する仕かけが長いこともあり仕かけ捌きの面からも長竿を使用するのが合理的です。

②リールはPE1~2号を100m前後巻ければOK
リールは小型の両軸リールがオススメ。PE1~2号100mくらい巻いておいて、リーダーはフロロ3号を最低2ヒロは巻いておいてくださいね。

小型の両軸リールがオススメ

③胴突き仕かけはエダ間を広く取っておくことがポイント
サシエを付ける胴突き仕かけにおける最大のポイントはエダ間を長くとること。つるぎのオリジナル仕かけではエダ間90㎝とかなり広いです。

理由はエビを自由に動かすため。竿をピッタリ止めるのでエダ間の短い仕かけでは誘える範囲が限られてしまうからです。

つるぎのオリジナル仕かけ、まだプロト段階だが取材日もこの仕かけにかえた途端アタリが出た人もいた。

 

④サビキ仕かけはカラーとサバ皮のサイズに注目
一方サビキ仕かけで大切になるのがサビキのカラーと大きさ。ベースとなるカラーは白、緑に反応が◎。サバ皮は基本は大きなものに反応がよいことが多いですよ。

反応がよいカラーは緑、白が多い。サバ皮のサイズは大きいものに反応がよい

基本的な釣り方

①サビキはタダ巻きがベースに
サビキ仕かけではタダ巻きが基本の誘いです。船長の指示ダナまで巻き上げていく。その中で反応を見ながらリーリングのスピードをかえたり、食わせの間を作ったり、竿での誘い下げをいれるなど工夫を入れていきます。

②胴突きのエサ釣りはとにかく動かさない
胴突き仕かけはエサのシラサエビの動きが誘いになるので、むやみに竿を動かさないことがポイントです。エサになるシラサエビは淡水のエビなので、こまめにエサをかえることも釣果を伸ばすポイントですよ!

エサのシラサエビは尾羽をカットしてチョン掛けにする。深く掛けすぎるとエビが弱るので1つ目の関節の辺りに掛けるのがポイント

③追い食いを狙うには
追い食いを狙うなら、サビキ仕かけであれば巻き上げスピードを落とす。胴突き仕かけであれば引き続きしっかり水中でステイをして追い食いを待とう。ヒット数が同じなら3割バラシたとしても追い食いを狙う方が釣果は伸びやすいのでぜひ狙ってみて下さい。

追い食いを狙った方が釣果は伸びやすい。引きも楽しめるのでぜひ狙ってみて下さい

以上がつるぎの西上船長に伺った船メバル釣りの基本と釣果を上げるためのポイントです。ぜひ参考にしてみて下さいね。

つるぎの西上卓志船長。仕かけなどへのこだわりも強く、親切丁寧にいろいろ教えてくれる

釣り船つるぎの詳しい情報を見る

※この記事は2019年3月22日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、 加筆したものです

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