福井県敦賀沖では、ひとシケごとに水温も下がり、タルイカ（ソデイカ）が本格的に上がり始めました。
今シーズンは10月初旬に開幕した敦賀沖。開幕以降チラホラと上がって気配はあったものの、全体的に遅れ気味だったためか、各船宿の出船はスルメイカとタルイカの両方を意識した2本立てが主体でした。
それが、先日のシケ後から気配は一気に良化!! いよいよ本番に突入した感じです。
各船宿の釣果をチェックしてみると、
敦賀・色浜 竹宝丸
この日は船中でタルイカが連発!! 船長曰く「とうとう来ました！Ｘデー」。
スタートからバンバンタルイカのアタリがあり、サイズもデカいのが大半。ラインブレイクもありましたが、1パイヒットすると、連鎖して次々にヒットが続いたそうで、船中では13打数10安打の大釣り。船中10kgオーバーが2ハイで13.67kgと12.71kgの特大サイズです。
この日もスタートからタルイカが好調。開始早々にヒットがあり、その後もコンスタントにヒット。
ただ、コンスタントにヒットした割には、全てのヒットが、つがいでのダブルヒットにならなかったので、数は前日ほど伸びませんでしたが、「ヒットの度に相方が付いて浮いてきてたので、上手く取れれば倍の釣果だったかも」とは船長談。
敦賀・色浜 日吉丸
タルイカは前半、音沙汰なしだったものの、終盤に水面に泳いでいる姿が見られたので浅いタナを探ったところ、すぐにヒット!! 重さ15kgオーバーのビックサイズが釣れたそう。
ほかにもスルメイカは数は少なめだったものの、良型が揃ったそう。
この日は早い時間帯から、タルイカがヒット。その後もアタリが続き、浮いているタルイカも何度か見られたそう。
後半は反応が薄かったものの、船中ではタルイカ7ハイとまずまずの釣果。
敦賀・色浜 泰丸
この日はポイント到着後、すぐに浮いているタルイカが見え、期待も十分。船中でタルイカ胴長58～68cm4ハイと数はそこまで伸びなかったものの、全て型揃いで、釣り上げた人たちは強引が
楽しめた様子。
船中2ケタ釣果のXデーが出るなど、一気に本格化してきたタルイカですが、竹宝丸の船長の話では、「今期は（釣れるのは）大か小か極端。小さい個体は日に日にサイズアップするので、これから年末までは大型、良型が十分に期待できそう」とのこと。
現在のヒットパターンを聞くと「タナは50～100m辺りだが、日により異なり、まだバラバラな状態。ベイトはスルメイカメインにサバもまじっているかな？ （タルイカ用）ジグのカラーは例年と同じように今のところグロー系が強い感じ。ヒットパターンはロングステイにも結構アタっているかな」。
イカメタルゲームの大物版とも言われるタルイカゲーム、これから年末にかけて出船できれば毎夜、10kgオーバーの大型タルイカとの豪快で強烈なバトルが繰り広げられそうですね。
タルイカゲームの基本的な釣り方やタックル、動画などはこちらも参照してください↓
