ブリなどの青物やヒラメなど大物を狙うのに最適な泳がせ釣り。
泳がせ釣りの魅力は堤防などの身近なエリアで、大物だけを狙うことができるところ!
最近では泳がせ用の仕掛けも各メーカーから様々なものが展開され、気軽に楽しめるようになりました!
そんな泳がせ釣りですが、実はエサにする魚に向き不向きがいるのはご存じですか?
今回はそんな泳がせ釣りにオススメの魚5選をピックアップして紹介していきます!
泳がせ用といえばこの魚!「アジ」
アジは生命力が強く、それでいて青物系からヒラメ、ロックフィッシュなど様々な魚から好まれる最強のベイトフィッシュ。
サビキ釣りなどで気軽に入手でき、エサようにストックしておいても、使わなかった場合には調理できてしまうなど完璧ともいえる泳がせのエサになります。
また回遊魚のため、オモリを付けないタイプ仕掛けや遠投での泳がせ釣りにも向いている魚になります!
同タイプでイサキの子やスズメダイもオススメです。
即食わせに最適「イワシ」
アジに次いで泳がせの人気魚種といえば「イワシ」系。
アジと異なりイワシは身も柔らかく、ウロコも取れやすいため弱りやすいのが唯一のデメリット。
しかし、暴れたときにウロコが舞い散るなどアピール力は非常に高いのがポイント!
身も柔らかく、飲み込みやすい魚種なので、即食わせたいときにはこのイワシは最適です!
エサのストックには不向きなので、釣ったら泳がせの仕掛けに即掛けてしまうのがオススメです!
コノシロやサバも同様の理由でオススメです!
ブリやヒラマサなど大物に最適のカマス!
ルアーゲームの対象になるなどフィッシュイーター側のイメージがあるカマス。
アジの回遊がなくなる6月ごろから冬の季節まで接岸してくるため、アジの代わりに泳がせるのに最適です!
ブリやヒラマサなどの青物やキジハタやヒラメなど、大型の魚種を狙うのにもオススメです!
生命力が強く、遊泳力もあるため、アジと同様遠投での泳がせに使用することができます。
サーフでの泳がせは随一!シロギス
サーフエリアや底が砂地での泳がせでオススメなのが「シロギス」!
シロギスのハイシーズンには、シロギスを追ってマゴチやヒラメが接岸してくるため、泳がせには最適です!
生息がボトムになるため、青物系は狙えませんが、フラットフィッシュを狙った泳がせは随一の魚種です!
もちろん、泳がせ用に余った場合は美味しくいただけるので、いろいろな意味で美味しい魚になります!
キスの代わりにハゼもオススメです。
ベラの中で唯一の泳がせ向きの魚「キュウセン」
ベラは一般的に泳がせに不向きの魚といわれています。
その中でも唯一の泳がせ向きの魚は「キュウセン」。
他のササノハベラやホンベラなどは岩礁帯にとりつく習性があるため泳がせには不向きです。
このキュウセンは他のベラに比べ、遊泳性が強いため泳がせとも相性がよく、他のベラに比べ好む魚も多いようです。
逆に泳がせには不向きの魚たち
逆に泳がせに不向きな魚も併せてご紹介しておきます。
まず、第一に根魚系は基本的に不向きです。
メバルやカサゴなどは岩礁帯に入り込んでしまうため、根掛かりの原因にもなります。
他にはベラ系・アナハゼ・メジナなども同様です。
続いて魚たちから不人気の種類として挙げられるのは、ネンブツダイ系・ボラ。
一部の魚種には好まれる場合もありますが、ネンブツダイやボラなどは他の魚から比較的嫌われる傾向があるので、他の魚種を入手できる場合は控えた方がよいでしょう。
ほかにも、身持ちが悪いサヨリなどもいます。
泳がせ釣りをする際にはぜひチェックしてみてください!