初めて行く釣り場は、どんな釣り場なのか、どこを狙えばよいのか、さらにはアクセスはどうしたらよいのか、などなど何かと不安なことが多いものです。
ここでは各地の堤防釣り場を、風景やポイントなどの写真をまじえて紹介します。
ぜひ釣行にお役立てください。
今回は、大阪府泉南の淡輪ヨットハーバーです。
大阪・泉南 淡輪ヨットハーバー
淡輪港は、淡輪ヨットハーバーとして知られる所で、港内には豪華なヨットやクルーザーがたくさん係留してある。
港内は釣り禁止だが、港を囲む波止は1kmほどの長さがある好釣り場。

▲波止先端には帆型の赤灯台がある
波止は長く、中間で右にカーブしている。カーブ点までの港内は釣り禁止だが、その先の灯台までは釣りができる。

▲波止のカーブ点までの港内側は金網があるが、その先は港内側も釣りが可能
波止の内側は足場がよいが、外側は1段高くなっていて、前にはテトラが一帯に入っている。

▲カーブ点の上から赤灯台を望む

▲カーブ点から先の港内側

▲カーブ点に脚立のハシゴがあるので、上へ上がりやすい
釣り物はチヌ、グレ、メバル、ガシラ、キス、カレイ、タチウオ、アオリイカ、青物、アジ、イワシ、サバなど。
夏から秋が1番の好期で、サビキ釣りでは小アジ、イワシ、小サバなどが釣れるが、小アジは2001シーズンは不調で、朝夕の好時合にしか釣れていないようだ。
チヌは港内側で紀州釣りで狙う。春は良型が釣れるが、秋は中、小型が主体になる。

▲港内は波静かで釣りやすい
グレはフカセ釣りで、秋が好期。サイズは手の平から30cmまでだが、数が望める。
グレは、波止のカーブ付近が好場。

▲カーブ点付近のテトラ
テトラからの釣りになるので、足元には要注意。

▲グレはテトラの前がポイント
波止の外側は秋はエギングでアオリイカが狙える。

▲カーブ点付近でエギングをする釣り人
近年はルアー釣りが多くなり、夏から秋はハマチ、メジロ、カンパチなどが釣れるとあって、人気の釣り場となっている。
大阪方面からのアクセスは、旧国道26号の淡輪中信号を右折し、すぐの信号をまた右折して、淡輪ヨットハーバーへ行く。

▲淡輪ヨットハーバーの有料駐車場入り口
有料駐車場(1日1000円)があり、その海側に建つマンション横の細道を通って波止へ。

▲このマンションの横から波止へ

▲マンション横の細道を通っていく

▲階段を昇ると波止に出る

▲港内側は金網が張ってあり、海側はテトラ帯
堤防釣りは誰でも手軽に楽しめるレジャーですが、釣り人のマナーによっては釣り場が閉鎖されたりする所もあります。
いつまでも釣りが楽しめるように、釣り場の環境を守り、ゴミは必ず各自で持ち帰るようにしましょう。
また、自分の安全のため、釣行時には必ずライフジャケットを着用しましょう。
※この記事は2021年9月現在のものです。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。