【今更聞けない気になるアレコレ】カーボンロッド、グラスロッド何が違うの?

釣りをする上で欠かせないアイテム「ロッド」。

これがないとどうにもなりませんよね。

そんなロッドを選ぶ際、「カーボン」とか「グラス」とか耳にしたことがありませんか?

何となくロッドの素材のことを言っているのは分かるんだけど、どういう特性をもっているのかわからないという人も多いんじゃないでしょうか。

今回は、そんな気になる素材「カーボン」と「グラス」について解説していこうと思います。

カーボン

カーボンとは炭素繊維のこと。

現在販売されている多くのルアーフィッシングの釣りはカーボンロッド。

グラス素材に比べて、軽く、反発力があるのでキャストがしやすく、ルアーの操作性なども高くなっています

そのため、アクションさせて掛ける釣りに向いている素材だと言えます。

また、反発力が強いためアタリがハッキリとでやすいというメリットがあります。

しかし、一方で反発力の強さからアタリを弾いてしまいやすいというデメリットもあります。

グラス

では一方グラスはガラス繊維でできた素材。

その特徴は粘りの強さと柔軟に曲がり込むこと。

カーボンに比べ、重く、感度やルアーの操作性も劣ってしまいます。

粘りの強さ、曲がり込みのよさのメリットを考えたいと思います。

1.掛けた魚をバラさない

柔軟に曲がり込むので、掛けた魚をバラしません。不意なツッコミもロッド自体が仕事をしてくれるので、引きをいなしやすくなっていますよ。

2.バイトを逃さない

小さなアタリでも柔軟に曲がり込むため、カーボンロッドでは弾いてしまうアタリでも竿が入ってくれます。

そのため、グラスロッドは「オートマチックなフッキングに期待できるロッド」だと言えるでしょう。

3.仕掛けが安定する

これはオフショアのエサ釣りなどで特に言えることですが、波気がある時でも安定します。

船釣りでは、仕掛けを指示ダナで安定させる必要がある釣りも多く、仕掛けが大きく海中で動くことで魚に違和感を与えてしまうこともあります。

そのため、船竿の大物狙いの竿や、柔軟に曲がり込む必要があるマダイロッドはカーボンの含有率を下げて、グラスとカーボンのコンポジットロッドになっていることが多いですよ。

特性を理解して好釣果に繋げよう

以上がロッドにおけるグラスロッドとカーボンロッドの大きな違いです。

特性の違いを考えてやりたい釣り方に合わせて竿を選んでみて下さいね。

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