寒い冬でも盛り上がりを見せている釣りは多数ありますが、今回紹介するのは兵庫県明石のフグ釣り。
関西では、ここ近年で急速に人気が高まった釣りですが、このフグを釣って味わえば、その人気の高さも頷けます。
明石で狙っているフグは、一般的に「ショウサイフグ」と呼ばれているフグ。これをカットウ仕かけで狙うのが面白いんです。
明石のカットウフグ釣り実釣
明石では、夏のマダコが有名ですが、近年では秋から冬にかけては、フグ釣りも賑わいを見せます。
そんな明石のフグ釣りレポートが、プロックスのスタッフから届きました。

出典:プロックス
偏光グラス越しですが、満面の笑みを浮かべていますね。
そう、自然に笑顔になるほど、カットウフグ釣りって楽しいんです。
何がイイって?
それは釣り人に限らず、人は皆、美味いもん好きですよね。
とにかく美味しいんです!!
今回釣れたショウサイフグ、中でも唐揚げにした身は絶品だったとか。
もちろん、唐揚げだけでなく、てっさや鍋にも抜群の味です。
関西は、てっちりが文化になっているほど、「フグ好き」ですもんね!
食だけではありません!! 釣りの楽しさも満点です。
明石のカットウフグ釣りは、基本のオモリが30号。ただ1個丸玉の30号を付けてもよいのですが、今期はオモリを連掛けしてダンゴ式で狙うのが流行中のようで…。
写真のように、10号の丸玉オモリを3個付けた3色ダンゴ方式もよく目にします。
これでフグに、よりアピールすることを狙っているんですね。
シンカーのカラーで釣果が変わる!? のかは、まだ検証が必要だとは思いますが、実際、工夫したいろいろなカラーで釣れました。
自分なりにアレンジしたカラーチュ―ンのオモリで釣れると、その楽しさも倍増しますよね。
上の写真は、どこかで見たことのあるような、〇ケットモンスターの〇ンスターボール柄。
もちろん、これでも釣れちゃいました!!
また、工夫はエサにも及びます。
カットウフグ釣りのメインのエサは、エビや貝、甘エビやブラックタイガー、アオヤギなどですが、特にアルゼンチン赤エビは、必ず用意したい明石での特効エサ。
ベテランは、釣行前日にはエサのエビの殻をむいて、身の部分をぶつ切りにして準備します。
そして、人によっては漬け込み液を入れて仕込む場合もあり、その場合は漬け込みすぎて、身を固くしてしまわないように注意が必要だそうです。
工夫が効く釣りって、人との差が出せてゲーム性も高くなり、奥が深くて面白いんです。これも人気の所以ですね!!
また、カットウは仕かけだけではありません。
ロッドも重要なアイテムです。
明石は関東などのエリアに比べると、まだカットウフグがメジャーになってからの日が浅めなので、タックルにはカワハギロッドを使ったり、専用竿以外を使っている方も目立ちます。
それは各社にフグ竿はありますが、明石の釣りに特化した専用ロッドがなかったこともあるかもしれません。
それが、ついに明石のカットウフグ釣り専用ロッドが登場しました、プロックスの「明石カットウフグST」です。
明石カットウフグST
この竿は、人気急上昇中の明石のフグ釣り専用のロッドがなかったので、それにベストマッチするように開発されたロッドです。
しかも、カットウフグは、船釣りビギナーでも楽しめる手軽な釣り。そんな釣りに、まずはお手軽に買える価格で、安心して使えるロッドがあれば最高ですよね。
機能と買いやすさを備えた明石のカットウ竿、それがこのロッドです。
明石の速い潮流の影響で、オモリ30号では流される時もあります。そうなると、オモリ60号でもしっかり使える張りが合って硬めの竿がイイ。
また、カットウでは鋭く合わせを入れやすい少し短めの竿がイイとも言われます。
それら明石のカットウ釣りに合うように設計されたのが、この160cmという長さと、オモリ負荷最大80号という硬めの82先調子になったんですね。
しかも、この竿、税抜き希望小売価格が6980円。
破格のコストパフォーマンスレベルです。
規格 | 標準全長(cm) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 税抜希望小売価格 |
160M | 161 | 99.5 | 2 | 106 | 1.6 | 12.2 | Max80 | 94 | 6980円 |
プロックス公式「明石カットウフグST」詳細ページはこちら
当日のメンバーも、このNEWロッドで皆がカットウフグを満喫していました。
まだまだシーズンの明石のカットウフグ釣り、ご当地にベストマッチした専用ロッド&仕かけやエサの工夫をして、その楽しさを満喫してください。
絶品のフグで、食卓に笑顔が溢れること請け合いです。