無人島でゴミ回収のお手伝いをして決意! トモチンの今年の抱負は…

寄稿:トモチン

トモチン プロフィール

自称「シンガーソングライダー」歌って走れるアーティスト。 飲料メーカー「サンガリア」でおなじみの歌「イチ、ニ~、サンガリア♪」のサウンドロゴを歌う(2003年~)。 地上波バイクTV「Like a wind」MCとしてレギュラー出演中。 週刊釣場速報にて「トモチンのおさかな珍喜劇」を執筆中。

ハッピーニューイヤー♪ 皆さんは、もう初釣りに行かれたでしょうか?

新年の初釣行で釣れると、今年1年よい年になるような気がする、釣り人アルアル。

皆さんの、今年の「抱負」は何でしょうか?

私は、「釣り場を綺麗に!」が抱負の1つでもある。

なぜ、そう思ったのか。リアルな現実を目にしたからだ。

無人島でゴミ拾いのお手伝い

愛媛県八幡浜から船に乗り、魚釣りではなくゴミ釣り!? ではなくゴミ回収のお手伝いをした。

お世話になったのは一般社団法人「ECオーシャンズ」。

無人島など、接近しにくい海岸に船で近づき、ゴミを回収する専門的な団体である。

まだまだゴミに対する意識は低い

漁港などの釣り場のゴミ問題は、よく耳にするし、目の当たりにする。

釣りに対する意識が高い人ほど、ゴミは必ず持ち帰っているが、意識が低い釣り人がまだまだ多い。

今回は、釣り人が簡単には入れない島へ突入。

「ECオーシャンズ」代表岩田氏と筆者

人がいないとゴミがなくてキレイなのかと思いきや、いざ突撃してみると、そこは漂着したゴミの山で驚いた。

最初に入った島は、大きな発泡スチロールがたくさんだった。

その正体は、筏を浮かせる発泡スチロールだった。

1つずつゴミを集めては、特注のネットに入れ、ゴミを船で運ぶ。作業中、「トモチン、マムシいてるから気を付けて~」とサクッと普通に言われてビビった。

ゴミは魚に多大な影響を与えている

その島の波打ち際には、すでにマイクロプラスチック(直径5mm以下の小さなプラスチック)がたくさんあった。

これらを、魚たちが食べてしまうことを思うと、ただただ悲しくなる。

途中、VHSのビデオテープを発見した。何が録画されているんだろうと、エッチな妄想をしてしまう邪道な自分がいて、一瞬手が止まった。

まだまだ好奇心旺盛の私だ。

気を取り直し、無人島へ。

やはりそこもゴミの山。遠目から見るとキレイな島も、中に入ると有ゴミ島だ。

無人島なのに一般家庭ゴミが多い。

ゴミの上に植物が生え、さらにその上にゴミが漂着し、ゴミの層でエラいことになっていた。

50年ほど前のゴミどころか、なんと明治時代のゴミまであったのだ。

1人1人の意識が大事

拾えど拾えど、キリがなさそうだが、拾った分は確実にキレイになる。

やはり、1人1人の心掛けが大切で、何より捨てないことだ。

「ゴミをする人間がゴミだ」と思う。

ゴミ拾いをした後、ご褒美に1時間ほど釣りをしたら、マダイが1尾釣れた。

当日は、魚よりもゴミの大漁の方が達成感があり、悲しいことかもしれないが、嬉しかった。

2022年は、意識の高い釣り人が増えるとイイなと切に思う。

そんな私は、2021年の大掃除もできずに、新年を迎えてしまったが、2022年も珍喜劇な釣りを楽しみます♪

ゴミ拾いの様子は、YouTube「トモチン63TV」で見れるので、ぜひ見てね!

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