初めて行く釣り場は、どんな釣り場なのか、どこを狙えばよいのか、さらにはアクセスはどうしたらよいのか、などなど何かと不安なことが多いものです。
ここでは各地の堤防釣り場を、風景やポイントなどの写真をまじえて紹介します。
ぜひ釣行にお役立てください。
今回は、大阪府岬町のみさき公園裏です。
大阪・泉南 みさき公園裏
遊園地として知られた大阪府岬町のみさき公園。その公園裏の海(長松海岸)は、大阪に残された数少ない自然海岸で「日本の夕陽百選」にも選ばれ、道沿いの堤防には450mもユニークな絵が描かれている。

▲日本の夕陽百選に選ばれた看板

▲堤防に描かれた絵

▲まずめ時の釣り場風景
そのような場所で釣りが楽しめるのは、釣り人ならではのことだ。
みさき公園裏は、長さ500mほどの海岸で、水辺から砂利浜となっている。その砂利浜に小波止が7本ほど出ていて、その波止から釣りが楽しめる。

▲砂利浜から小波止が出ている

▲砂利浜
投げ釣りは結構根掛かりが多いが、キス、ベラ、カレイ、カワハギなどが釣れる。

▲堤防によってはテトラが入っていたり、いなかったり。投げ釣りならテトラが入っていない方が釣りやすい

▲投げ釣りで釣れたベラ

▲小ダイもまじる

▲カワハギも狙える
ウキ釣りではメバル、ガシラ、小アジ、チヌ、グレ、ハネなどが狙える。

▲メバルは20cm級も釣れる

▲足場がよいので、女性や子供などファミリーでも楽しめる
春の乗っ込み期と秋にはエギングやヤエン釣りで、アオリイカ狙いも人気が高い。
夏から晩秋のサビキ釣りでは、小アジ、イワシ、小サバなどが釣れるが、2021年は小アジが少なかったようだ。
毎年秋から初冬にかけては、波止の先端周りで半夜のメバル釣りが面白い。

▲メバルなどを狙うなら、テトラが入っているポイントがオススメ
釣り場が狭く、水深も浅いので大釣りは望めないが、エビ撒き釣りで狙うと、メバル、ガシラにハネもまじって引きを楽しませてくれる。

▲セイゴも釣れる
ここは釣り場が北西に面しているので、北西風が強いと釣りにならないので、天気予報を見てから出掛けたい。
堤防沿いの道幅の広い場所が所々にあるので、駐車ができ、トイレもある。
堤防に描かれたユニークな絵と、夕陽見物がてら、のんびりと釣りを楽しむにはよい場所だ。
第二阪和(国道26号)を南進し、道の駅みさき・淡輪ランプを降りた交差点のすぐ先(みさき公園方面)の信号(左につり師、右にウエルシアがある)を右折。
新道を通って、突き当たりを右折。すぐ先の番川に架かる「ぎおん橋」の手前で左折。川沿いに進むと、ほどなく海に出る。

▲道沿いの階段を上がる

▲堤防上に上がって、階段を下りれば、砂利浜
堤防釣りは誰でも手軽に楽しめるレジャーですが、釣り人のマナーによっては釣り場が閉鎖されたりする所もあります。
いつまでも釣りが楽しめるように、釣り場の環境を守り、ゴミは必ず各自で持ち帰るようにしましょう。
また、自分の安全のため、釣行時には必ずライフジャケットを着用しましょう。
※この記事は2021年11月現在のものです。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。