ポイントはアカイカ激濃の海中公園前
当日は、安指港から航程25分ほど、串本方面に走った串本海中公園からおよそ、1km前後沖がポイントでした。
このポイントは水深45m前後で、アンカリングしての釣りとなります。
政昇丸では主にこの海中公園沖か、和深沖の2つがメインポイントとなります。
現在は海中公園沖と和深沖どちらもコンスタンに釣れています。
その日の状況により、船長がポイントを案内してくれます。
胴突き仕かけで広範囲を一気に探る
政昇丸では胴突き仕かけとイカメタルのどちらの釣り方でも楽しむことができます。
胴突き仕かけはスッテの数が多く仕かけも長いので、広範囲を探ることができます。
まずは、胴突き仕かけから紹介します。
胴突き仕かけの釣り方
①タナが決まるまでは
底まで仕かけを落として、スローで巻き上げるのが基本となります。
また、スローで巻き上げをして、5m毎にステイもよいです。
まずは、アタリがでるタナを見つけていくことが釣果を伸ばすキモとなります。
②タナが決まれば
アカイカがよくアタるタナがある程度決まってくる状況になれば、その時はタナまで仕かけを落として2、3度シャクり、ステイでOKです。
これを数度繰り返してもアタリがなければ、指示ダナの上を探っていき、シャクりとステイを繰り返します。
そこでアタリが出なければ、また底へ落としてアタるタナを見つけていくことが肝心です。
イカメタルで手返し早く釣果を伸ばす
イカメタルは手返しが早くできるので、浅ダナで入れアタリのような状態になる時は、イカメタルが大変有利となります。
揺れる船の中で、仕かけ作りが簡単にできる、あると便利な「オバマリグ(ダイワ)」がオススメです。
イカメタルの釣り方
①仕かけをタナまで落とす
船長からタナを聞き、仕かけをタナまで落とします。
この時、指示ダナより3~5mほど下に仕かけを落とす。
②シャクる
シャクリは小刻みにシェイクしたり、大きくゆっくりとシャクったりがよいです。
③ストップ
竿を上げたら、次は竿先を下げていく。この時にイカが乗ってくる場合もあります。
下ろしていく時はラインがタルみ過ぎないようにする。下ろす時のステイも有効な誘いとなります。
④タナをかえる
何度か上記を繰り返し、アタリがなければ、タナをかえて上記に戻ります。
竿先がフっと持ち上がるアタリがでれば積極的に掛けていくことが必要です。
これも用意すれば釣ったも同然!? オススメのスッテカラー
基本的に胴突きは赤白、ピンクのスッテがオススメです。
また、イカメタルでは赤白の鉛スッテにドロッパーはピンクのエギが効果抜群です!

乗船していた釣り人のタックル
イカメタルをこれから始めるなら、和歌山・串本エリアではまずは、赤白、赤緑、ピンクがオススメです。
これから、8月頃までは楽しめるアカイカ釣り、今からタックルの準備をして美味し~いアカイカを釣りに夜遊びに出掛けましょう。
※この記事は2019年6月28日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。