マダイはいつでも釣れるのか? ハイシーズンではない12月に検証!

寄稿:nomi

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。
1年前にもマダイをテーマに実験を行った

「お正月にマダイを食べたいんだけど、簡単に釣れないかな?」と言うテーマで、ちょうど1年前に、海上釣り堀へ行った。

そして、マダイは結構、簡単に釣り上げられるという実験結果を得た。

12月に”いつも”マダイは釣れるのか?

今年は、年末の12月という時期に、いつもマダイが釣れるのか?ということに焦点を当ててみる。

マダイのシーズンを調べてみると、年によりズレはあるが4~11月ぐらいがよいということである。

さらにベストシーズンは、春と秋らしい。と言うことは、12月は少し寒すぎて釣りにくいということになる。

しかし、そこは海上釣り堀であり、放流という強みがある。

いざ検証開始!

果たして、この時期でもマダイを釣ることができるのか! 実釣開始!

今回も筏を1つ貸切とし、準備した。

海上釣り堀のホームページを見ると、「真鯛さん祭り」とのアナウンスがあり、放流される魚はマダイのみとなっているようだ。

やはり、年末は皆がマダイを求めて集まってくるのか?

朝イチの放流も、景気よくマダイを入れてくれた。

そして、皆の準備が整い、一斉に釣り開始となった。

昨年だと、この仕かけを入れた瞬間に、誰かのウキに反応が出るのだが、今年は出ない…。

そして30分ほど誰にも反応がない。

年末に襲ってきた寒波の影響か、魚の活性が低いようだ。

皆が不安になり、底を取り直し、タナの調整をしたり、エサをネリエからキビナゴやササミなどにかえたり、といろいろ試してみるが、アタリがでない。

そうこうしている間に、2度目の放流となった。

マダイのみジャンジャンと放流されていく。

朝の量の数倍は入ったように思う。

そこからようやくアタリが出始め、皆がマダイの引きを楽しみながら、バラシも少なく順調に釣り上げ始めた。

しかし筏のサガか、どうしてもヒットしやすい場所というのができてしまうのだが、そこは貸切の強みで、釣れるポイントにアタリのでない人に入ってもらい、海上釣り堀初体験の方を含む11人全員がマダイを釣り上げることに成功した!

今回のノミラボ実験結果は、「年末の12月はハイシーズンでないが、マダイは釣れる!」であった。

今回は前半のアタリのでなさっぷりに少々焦ったが、終わってみれば全員で60尾以上の釣果で、多い方で15尾という最高の年末の釣行であった。

釣ったマダイは各自、お正月に美味しくいただいてくれたことだろう。

やはり、年末の海上釣り堀は楽しく景気もよく、よい釣り納めとなった。

これは、来年も行かなければ。

この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ だれかがやらねば…。(※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。)

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