
立野 義昭(Yoshiaki Tateno) プロフィール
どうも皆さん、立野です。
今回は2021年の釣り納めと、2022年の初釣りをレポートしたいと思います。
両釣行ともに、大阪・泉佐野の北中漁港の上丸からの出船です。
釣り納めは12月29日。
若潮で天気もなかなかの、釣り日和でした。
ポイントは淡路島・洲本沖。
今シーズン、サバフグに泣かされたポイントですが、水温の低下とともに、サバフグの被害もほとんど聞かなくなりました。
この水温の低下とともに、タチウオの活性も低下してしまったのか、初期アタリをだすことも難しく、アタリも1度触っても次の追いがないこともしばしばです。
タテポン流の冬のタチウオ攻略法
そこで、そんな状況に対応するべく、タテポン流の冬のタチウオ攻略法に触れてみたいと思います。
まずは、テンヤのヘッドのカラーについて。
スーパー夜光、紫ゼブラ夜光系の中間色、全く光らないピンクゴールドの3種類を用意します。
朝の1投目はもちろん、スーパー夜光で攻めます。
そして、これはハイシーズンでも実践していますが、投入してからどれくらいの時間でアタリがあったかを、必ず確認します。
投入後、すぐにアタリがあるなら、そのままスーパー夜光で続行し、しばらくしてアタリがある場合は、中間色の紫ゼブラ夜光に交換。
投入後、時間が経ってからアタリがあるなら、ピンクゴールドに交換します。
夜光系カラーの交換時間の目安ですが、真っ暗にした部屋で蓄光させてから、どれぐらいの時間、光り続けているのかを確認して、その時間を参考にしましょう。
次に誘い方ですが、冬のタチウオでもジャークが効くタイミングがあるので、朝イチは試してみる方が◎です。
ただ、釣り納めと初釣りはジャークではなく、テンヤを跳ねさせないように、竿にテンヤの重みを感じながら、優しくフワフワと誘うのがよかったです。
この誘いを実践するために、両日ともに使用したロッドは、サーベルマスターXR91H170。
硬い竿だと、次のアタリが続かないイメージですが、XRの9:1の穂先は、シリーズの中でも繊細で、タチウオのアタリを弾くことなく、誘うことができます。
エサですが、1日を通してイワシを使用しましたが、29日は頭をカットしてシルエットを小さく見せる方がよかったです。
一方、1月2日の初釣りでは、頭を付けたままで、シルエットを大きく見せる方がよかったです。
その日に合ったエサがあるので、探ってみることが大切ですね。
さて、初期アタリの出し方ですが、フワフワと優しく誘った後は、ロングステイ(約15秒)でアタリをだしていきます。
初期アタリがでたら次の誘いですが、両日ともに移動距離を少なくした誘いがよかったです。
ちなみに、ハンドルを半回転以上、回さないのがコツです。
ここで意識してもらいたいのが、反応したタチウオの目線から、テンヤを動かしすぎないことです。
この誘い方で、しっかりとバラさない箇所に針掛かりさせて、食い込ませるのが、バラシを減らす大切なポイントです。
釣り納めには、このパターンで数釣りを楽しめましたが、2022年1月2日の初釣りは、大潮2日目…。
船長より、「1尾釣れたらラッキーやで」との言葉。
しかし、年末の状況とほぼ同じパターンで、イワシの頭をカットせずにシルエットを大きくしたりと、若干の修正を重ねて、めでたく2022年の初タチウオをキャッチすることができました。
オススメのタチウオ料理「タチウオの唐揚げ」
今回のタテポンキッチンは、タチウオの尻尾部分の美味しいレシピです。
指幅2本クラスの小型タチウオが釣れた時は、内臓と血合いをきれいに処理したら、1、2cmにブツ切りにして、袋に唐揚げ粉を入れてフリフリ。
まんべんなく粉をまとわせて、低温の油で揚げるだけ。
尻尾の先は素揚げにすると、パスタフリットみたいになって美味しいですよ!