アルファタックルのロッドの中で、感度に優れるチタン合金穂先を有するなど、ハイグレードなシリーズが「アルファソニック」。

そんなアルファソニックシリーズのひとつ「アルファソニックカレイ」に、スパイラルガイド採用のエキスパートモデルが追加となります。

アルファソニックカレイにスパイラルガイド

出典：アルファタックル

船カレイのハイスペックモデルに追加されるのは1.6mの8対2調子と1.6mの9対1調子。

ガイドに「右回り」「左回り」あり

2022年追加機種となる82-160および91-160にはいずれもRIGHTとLEFTがある。

ロッドにRIGHTとLEFT…。頭に「？」が浮かびますが、これはスパイラルガイドの右回りと左回り。

8対2調子と9対1調子、それぞれに右回りと左回りのスパイラルガイドモデルが登場するってワケなのです！

バットガイドから右回りのガイドセッティングがRIGHT

左回りのセッティングがLEFTとなる

スパイラルガイドのメリットとしては、ガイドが下向きになることでラインがブランクスに触れることを軽減し感度に優れたり、ブランクス本来の性能を活かせる点などが挙げられます。

ガイドは下向きになり、抵抗が減り感度に優れる、ブランクス性能を活かせるなどのメリットがある。ピンクにイエロースレッドで視認性も高い

ガイドが上にあると、魚をフッキングさせてブランクスを曲げた時、どうしても魚が掛かった負荷でガイドが左右どちらかにネジれて下方向に行こうとします。スパイラルガイドはそうしたネジレも軽減させます。

ところが、そのスパイラルガイドが右or左、どちらの旋回がいいのか問題があります。

右ハンドルなら基本的には体の左側にロッドを構えているので、糸が見やすいから右回りがイイという考え方もあれば、いやいやフッキングを考えるとハンドルと逆回りの方がイイという考え方もあったり。

誤解を恐れずにいえば、その釣りや誘い方、また手にする人のフィーリングで正解が違うと個人的には思っています。

ガイドはfuji・KWとKT（トップ）。オールSiCのKガイド

その正解がどっちだ…という議論はひとまず置いて、「左右旋回どちらも発売する」という意気込みにイイね！です(笑)。

同じブランクスで同じガイド、回り方だけ違う竿を作るって、恐らくメーカーからするとあんまりオイしくないんではないかと(笑)。

しかしアルファソニックカレイはエキスパートモデル。ゆえに、トーナメンターもナットクの気の利いた仕様がされているのだと思います。

アグレッシブに攻められるショート化

さてさて、ガイドに話を割いてしまいましたが今回の82と91はどちらも1.6m。2020年モデルが1.75mの82と91だったことを考えると、さらにショート化。

自ら誘っていく時の操作性と、時には掛けにいく必要性があるトーナメントシーンでの実釣性能を重視した設計。

また前作がセンターカットの2ピースなのに対し、2022年追加モデルはバットジョイント。これは前述したスパイラルガイドの設置場所と、ブランクス性能をより活かすための仕様だといえます。

そしてコンポジットチタニウムソリッドトップ（CTS）の搭載。

アルファソニックのお家芸で超高感度、超柔軟なのに高耐久な形状記憶チタン合金トップ。

目でも魚からのアタリが取りやすいピンクのトップにイエローのスレッド巻きとなっています。

評価の高かったアルファソニックに、よりアグレッシブな攻めの意思を持つ機種が仲間入り。

メッカである東北はもちろん、船カレイを楽しめる全国のフィールドで活躍間違いなし！

発売予定：2022年4月
アルファタックル公式アルファソニックカレイ詳細ページはこちら

アルファタックル公式サイトで、2022年春の新製品情報が一覧で見られます。そちらもチェックしてみてください！

新製品一覧ページはこちら

アルファタックル（alpha tackle） プロフィール

株式会社エイテックの自社ブランドがアルファタックル。同じくエイテック社のルアーブランドにはtailwalkがある。アルファタックルは海のエサ釣りを主体にしたロッドや小物用品類を数多くそろえ「MPG」シリーズ、「アルファソニック」シリーズ、「海人」シリーズなどは船釣りファンなら誰もが知るところ。幅広くリーズナブルで高品質な製品ラインナップが魅力。

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