釣り堀巡り・名人のワザに迫る!三重・南伊勢「大和丸」

竿の2本出しOK!活性を見極めてうまく使い分けよう

大和丸では竿の2本出しがOK。魚の活性を見極めながら釣って釣果アップにつなげる

大和丸で最も特徴的なのが、竿の2本出しがOKということ。

なので、名人は朝イチにはマダイ用の竿と青物用の竿の2本出しで魚の活性を伺っていた。

その後マダイの活性が落ちれば、青物狙い用の竿をハリスの太さなどを変えて2本出しした。

大和丸の傾向としてマダイ、グレ、イシダイはイケスのキワに溜まり、メジロなどはイケスを回遊していることが多い。

ヒラメは底に溜まると思いきや、海面付近まで上がってくることも多い。

特に朝イチはタナが浮く傾向にあるので、ヒラメを狙うなら底よりもかなり上まで探るのも釣果を上げるポイントだ。

ほかに、陽が上がれば筏の影になる場所に魚が移動することも多いので釣座を選ぶ時はその辺りにも留意して選択しよう。

イケスの角付近がマダイ狙いの好ポイント。青物狙いはイケス中央を狙うことが多い

以上が大和丸の名人越牟田氏に伺った釣果アップのためのコツだ。

ぜひ参考にしてみてほしい。

大和丸の名人の越牟田氏。海上釣り堀歴30年以上のベテラン釣り師だ

大和丸の詳しい情報を見る

※この記事は2019年7月5日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです。

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