ロッドはイカメタル用、鉛スッテは30号まで必ず用意
大剣狙いの仕かけは、イカメタル、ご当地の天ビン+エギのどちらでもOK。
タックルは、どちらで狙うにもイカメタル用でOKだが、鉛スッテは必ず30号までを用意しておこう。
通常は潮が速いと流し釣りで狙うが、この時期の大剣に関しては浅場に入ってきている個体を狙うので、状況によっては潮が速くてもカカリ釣りで狙うことも多い。
そんな時、軽めの鉛スッテしか持っていないと釣りにならないので、イカメタルで狙う場合は30号の鉛スッテは必須アイテムだ。
天ビン+エギなら、オモリ30号を目安にその前後の号数を用意しておこう。
ポイントはカラーローテーションと誘いのパターンを見つけること
①カラーパターンは信号機の色
仲乗りの馬ノ介氏いわく「イカを数釣るには状況に合った2つのパターンを早く見つけること。1つは色で、もうひとつは誘い方」。
鳥取沖での基本カラーは「信号機の色」だそうで、緑(青)、黄(チャート含む)、赤の3色がマストカラー。
これに、各色の濃淡、夜光、ケイムラなどが枝分かれする。
全て揃えられれば言うことないが、最低限3色は用意しておこう。
馬ノ介氏はパイロットカラーとして、①の緑の組み合わせでスタート。
反応が悪ければ②の黄色と赤緑の組み合わせに、それでもダメな時は③の赤の組み合わせへとローテする。
試した時に反応がなくても、時間が経てば状況がかわるので、この3色を軸にローテしていくそうだ。
また、濁り潮時は黄色系、澄み潮時は青が効果的とのこと。
アタらなければ常に変化させていこう
②誘いはスローかつロングステイがキモ
好釣果を上げるには、誘いも重要。
大剣狙いでは、特に仕かけをじっくり見せることを意識。
大きくゆっくりと誘って、ステイを長めに取ろう。
タナは底周辺で、浮いても底から10mほど。
アタらなければ1m刻みでタナを変えよう。誘い下げも有効だ。
ご当地の天ビン+エギ仕かけではエギがゆっくりと沈んでいくことでアピールでき、ロングステイでエギがフワフワと漂う、そんな誘いに大型はアタりやすいそうだ。
ステイは長い時は30秒から1分ほど取るそうで、置き竿で連発もあるとか。
イカメタルでも、キモはスローな誘い&ロングステイ。
激しく誘うと小型や魚に邪魔されることが多い。

誘いはゆっくり大きく誘い、ステイも長めにとる
最後にご当地の最新アイテム、イカを美味しく持ち帰るためのトロ箱を紹介