東京湾などで楽しまれている船のイイダコ釣り。
型は小さいものが主体ですが、その誘いやアタリなどはマダコ以上に繊細な場面も多々あり、ひと味違った面白さがあります。
船のイイダコ釣りは、イイダコテンヤや、中通しオモリ&スッテ仕かけで、底を小突いて誘い、アタリを取っていくスタイル。
ビギナーにも始めやすい釣りのひとつですが、アタリをだす誘いや仕かけの選択、イイダコの乗りを感じて掛けていく技量など、個人差が大きく出るゲーム性が高い釣りでもあります。
「基本は簡単でありながらも、奥が深い」、近年エギタコで大人気のマダコ釣りにも似ていますね!!
そんな船のイイダコ釣りに合わせて専用設計された竿でありながら、定価ナント6800円(税抜き)というコスパ抜群のロッド「イイダコ」がダイワから登場します。
イイダコ

出典:ダイワ
赤いブランクスが目を惹くこの竿はイイダコ専用設計なので、船のイイダコ釣りを快適に楽しめる機能が散りばめられています。
東京湾でのイイダコ釣りの仕かけは、主にイイダコテンヤと、中通しオモリ&スッテ(富津など一部地域ではスッテ禁止なので確認が必要)の2種類。水深の浅いポイントが多いので、オモリは6~8号がメインです。

▲仕かけの一例、上は、らっきょうに8号テンヤ、下は、ダミーラッキョに6号テンヤ
軽い仕かけを使って小突くと、硬めの竿なら少しのアクションで底から浮いてしまうことも多いですが、この竿はオールグラスソリッド仕様。
仕かけが跳ねたり、浮き上がりにくいように、穂先から穂持ちにかけて柔軟に曲がり込み、マイルドに誘うことができる73調子に仕上がっています。
仕かけのオモリ部分を少し浮かせては、また底に置くという動作を繰り返すように誘い続けるイイダコには、まさに最適な調子ですね。

▲10号オモリ負荷時
そして、その柔軟さがイイダコの繊細なモタレのような乗りも表現してくれます。
目感度もイイ!!
アタリが分かる、分からないの差は、アタリを取って乗せていく釣りには大きなアドバンテージ。
釣果も必然的に伸びますよね。
リールシートは両軸リール、スピニングリールのどちらでも対応できるオリジナルシートが採用されています。
ガイドは、トップSiCリングガイド。軽くて削れにくいので、0.6~0.8号の細いPEラインを使う釣りにも安心です。
品名 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円)(税抜き) |
150 | 1.50 | 2 | 79 | 102 | 1.1/11.0 | 5~20 | 8 | 6,800 |
自重は102gと軽量で、全長も1.5mと取り回しのよさも最高。
それでいて、定価6800円という破格のコスパ。
もう「買い」のひと言しかありませんね!!
また、イイダコ専用に開発されたロッドではあるんですが、ダイワのホームページにはナント「キスやハゼ、堤防の穴釣りにも最適」と謳われています。
船の小物釣りや堤防の釣りにもバッチリと言うことは、この竿の出番は多そうですね。
発売は4月予定。
ぜひ、手に取って使い勝手のよさを体験してみてください。
ダイワ公式「イイダコ」詳細ページはこちら
