【関西のワカサギ生情報】ファミリーも楽しめるスポットを紹介! 良型もまじって好釣果です

寄稿:川口忠彦

川口 忠彦(かわぐち ただひこ) プロフィール

ワカサギ釣り歴約10年。ホームグラウンドは津風呂湖。ワカサギ釣り以外にも、テンヤタチウオ、タコエギ、タイラバなどの旬の船釣りが好きで、淡水ではタナゴ釣りやバスフィッシングもこなす、マルチアングラー

奈良・津風呂湖の状況をお届け!

ヘラブナ、ブラックバスの釣り場として人気だが、ワカサギ釣り場としても一躍有名に。

足場のよい桟橋、ドーム桟橋(コロナ対策のため換気と人数制限実施)に加え、手こぎボートも多数で、バツグンの数釣り実績を誇る魚影の濃さが魅力。

天候は晴れですが、吹く風が冷たい2月某日、朝早くから受付前に、たくさんの釣り人が列をなしていました。

受付を済ませた私は、水深のある2号ドーム桟橋へ向かいます。

仕かけはディープを意識したモノをセレクト

準備しながら魚探を見ると、水深25m付近に、群れの反応が伺えます。

今回のタックルですが、この時期特有の小さなアタリが大きくでるように、穂先は軟らかめの先調子のダイワの「クリスティアワカサギHG TYPE C 39BA SSS」をチョイス。

仕かけは、「誘惑色攻6本針1.5号」の大きめの針サイズで、ディープでもしっかり針掛かりを重視して、セレクトしました。

オモリは、速く落ちるように、またオマツリを防ぐため、9gにしました。

誘いは小刻みに、穂先に集中しアタリをとる

予想通り食いは渋く、いかに口を使わせ掛けていくかの、テクニカルな釣り展開。

いろいろ試したところ、小刻みな誘いがよいようです。

ほんの少し穂先を上げ下げして、エサを震わせる程度の誘いで、止めた時にでる小さなアタリを掛けることがキモ!

まばたき厳禁、穂先に全集中します!

朝イチは、小さい群れながらも適度に回遊がありましたが、時間が経つにつれ、回遊のタイミングに間ができ始めました。

そんな時は、ベタ底狙い!

オモリを底から少しだけ浮かせたり、またはオモリを底に着け、フカセ釣りをしたりと、魚探には映りにくい、底のワカサギを釣っていきます。

繊細なアタリが多いので、掛けた時の達成感は、たまりません!

大半の人が50尾超の好釣果

この日は、家族連れや女性の方も多く、ドーム桟橋、外桟橋のあちこちで「釣れたー!」の声が聞こえました。

せっかくなので、許可をいただきシャッターを切らせていただきました(ご協力ありがとうございます)。

釣れたワカサギは、天ぷらになるのでしょうか? 8~10cmサイズばかりなので、塩焼きなんかも美味しいでしょうね!

この日は、大半の方が50尾以上の釣果。

家族連れの方も2ケタ釣果で、きっと食卓に並んだことでしょう。

さて、津風呂湖のワカサギ釣り期間は、3月末までとなっています。

3月は、渓流などほかの釣りも始まり、忙しくなることと思いますが、天気の悪い日はドーム桟橋でワカサギ釣り、いかがでしょうか!

ドーム桟橋は、感染症対策のため、扉、横窓は開放されてます。意外と冷えますので、防寒対策してきてくださいね!

では、よきフィッシングライフを~!

アクセス

 

■交通…大阪方面から南阪奈道路の葛城インタで降り、すぐを右折。名柄信号を右折して国道309号で下市町へ。下市町から国道169号で吉野方面へ向かい、河原屋西信号から津風呂湖への案内場に従って進む。

■期間…11月1日~3月31日

■料金…日券1000円。貸しボート1日3000円、ワカサギ用桟橋1000円、ドーム桟橋1000円(子ども500円)

■問い合わせ…☎津風呂湖観光株式会社(0746・32・2847)

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