全国各地で大人気のイカメタル、各社から仕かけも多数発売されています。
オモリの役割も兼ねたメタルスッテは、必須アイテムのひとつですが、今回はエサ巻きにも使えるハイブリッドのメタルスッテを見付けたので紹介します。
プログレの「真釣メタリカ エンペラー」です。
ハイブリッドなメタルスッテ「真釣メタリカ エンペラー」
このメタルスッテ、よくあるウキスッテ型とは少し異なるスタイルをしています。
平べったい感じです。
実は、このボディがこのアイテム最大の特長である「安定した水平フォール」を生み出すキモになっているんです。
カンナ側から見ると、こんな感じです↓
ご存じのようにイカが乗ってくるのは、スッテのフォール時やステイ時が多いのですが、その時にメタルスッテが左右にブレたり、バタついたりすると、イカに違和感を与えたり、しっかりと抱かせられなかったりすることもあります。
このスッテは羽根状の「エンペラ」を装着することで、水平フォールが可能になっており、その心配は大きく軽減されるばかりか、フォール中により乗せやすくなっています。

出典:プログレ
そして、筆者が個人的に注目したのは、もうひとつの大きな特長、「エサ巻きメタルスッテ」としての機能です。
近年では、ヤリイカやケンサキイカの大型、いわゆる「大剣」狙いには、乗りが渋いとスッテにエサを巻いて狙う人が増えてきています。
通常のウキスッテ型のメタルスッテでは、エサを巻けないモノが多いですが、このアイテムは仕かけを変えることなく、そのまま「エサ巻きメタルスッテ」として使用できます。
この平べったいボディの背に、ササミやキビナゴ、魚の切り身、さらにはワームなどを巻くことも可能です。
しかもこのスッテは、エサ巻き用のワイヤーが付属しているほか、エサを巻きやすいように、ヘッド下部にワイヤーストッパーが付いています。
イカメタルで狙っていて、船中ではエサ巻きの仕かけにしか乗ってこないような状況でも、エサさえ持参しておけば即座に対応できるので、釣果を伸ばすためには大きなアドバンテージになりますね。
カラーは紅夜光、完熟バナナ、ゼブラ夜光、紫夜光、金夜光の5色で、全てにケイムラを採用。
深場でも、しっかりとアピールすることができます。
号数は15~30号で、水深や潮流の異なるさまざまなエリアに幅広く対応できるラインナップ。
発売は4月20日頃の予定です。
エサ巻きにも対応でき、水平フォールでフォール中のフッキング率が飛躍的に向上したハイブリッド型メタルスッテ、今から発売が楽しみですね。
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