「カワハギ」と聞けば、「キモが最高」、「鍋に抜群」など、食に関することを想像するのがグルメな方。
釣り人の場合は、食に関することに加えて、「エサ取り名人」と思う方も多々いらっしゃると思います。
そう、カワハギはあのオチョボ口で、エサをかすめ取るのがとっても上手。知らない間にエサがなくなっている、というのも日常茶飯事です。
そんなカワハギですが、釣りのターゲットとして各地で大人気。船釣りでは競技会も開催されるほどで、そのゲーム性の高さも抜群です。
谷山商事の船匠から、この秋に登場予定の船カワハギ竿は、「分かりにくいカワハギのアタリをしっかり表現してくれる竿」と、実釣テストを繰り返すスタッフの伊東氏は言います。
実船カワハギ175MA
そのロッドの名は、「実船カワハギ175MA」。
四国の阿南をはじめ、船カワハギ釣りに各地で実釣テストを繰り返し、いよいよ今秋発売予定となりました。
この竿の魅力は何と言っても、繊細なアタリが分かるメタル製トップ。
伊東氏いわく「今まで分かりにくかった小さい吸い込みのアタリも、この竿ならバッチリ感じ取ることができます」。
目感度に加えて、手感度にも優れており、ベテランだけでなく、ビギナーにもエサ取り名人と呼ばれるカワハギのアタリが分かりやすくなっているんです。
この穂先が、カワハギの微妙なアタリも伝えてくれるんですよね。
実践では、食い渋りの時でも、前アタリ以前の“触り”も捉えたとか。
知らない間にエサがなくなることもあるカワハギ釣りで、前アタリ以前の「今から食べるよ~」的な瞬間が分かれば、次にくるアタリにも構えることができて、フッキングの確率も高まりますよね。
「エサ取り名人のアタリがビギナーにも分かる!」、これってカワハギ釣りには、めちゃくちゃ大きなアドバンテージです。
メタル製トップの利点は感度だけではありません。
軽いんです。そして、取り回しも抜群。穂先でたたく誘いもやりやすくなっています。
リールシートはトリガー付きで持ちやすく、見た目もオシャレな濃紺です。※写真はプロトタイプのため、ロゴ等は入っていませんが。
ロッドは、ブランクスの曲がりを生かして、携行性にも優れるバットジョイント方式。
竿の全長は175cmですが、グリップから下と分離する2ピースなので、車への積み込みもワンピースロッドに比べて容易です。
メーカー希望価格は27000円(税抜き)です。
発売は2022年10月を予定しているので、秋から春にかけての船カワハギのシーズンには十分間に合います。
ビギナーにもアタリが分かるメタル製トップの船カワハギ竿「実船カワハギ175MA」。今から発売が待ち遠しくなりますね。
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