ボートから「キス釣り」を楽しもう☆おすすめレンタルボート店も紹介!

手軽な大衆魚と言えば、防波堤からサビキ釣りで狙えるアジ、イワシ、サバなどが思い浮かぶが、釣り師なら「シロギス」と答える人も多いのではないだろうか。

ほぼ日本全国の沿岸で確認されており、特に海水温が高い夏場は浅場によってくるため、ちょい投げで釣れるので、初心者でも簡単に釣れる。

そして、何より美味い!特に天ぷら最高!

ただ、実績ポイントの情報がなかったり、見つかったとしても混雑しているなど、ポイント探しが難しかったりする。

そんな方にオススメしたいのが、レンタルボートを利用してのキス釣り。波静かな湾内を自分で操船して船長気分を味わえる上、投げる必要もさほどないので入門者でも大丈夫。費用も1人数千円から高くても1万円以内で利用できる。

そんなボートからシロギスを狙う「ボートキス」のいろはを解説していこう。

ボートの種類

大きく分けると、免許不要の手こぎ、2馬力、エレキボート。免許が必要な船外機(2馬力以外)の2種類ある。

手こぎボート。移動距離が長い時は大変だが利用料金は安い

免許不要のボートは、2人乗りが多い。手こぎは料金が安価なので、体力がある人にはオススメ。2馬力は免許不要のボートの中で1番機動力があるので、ポイント移動が素早くできるのがメリット。初めて利用する方は、船長が操作方法を説明してくれるので、しっかり聞いておこう。エレキは操船が簡単で、エンジン音が静かなのがメリット。機動力は2馬力より劣るが、湾内のキス釣りには十分なので、人気が高まっている。

エレキ、2馬力ボートは船舶免許なしで操船できるので人気が高まってきている

船外機(2馬力以外)は、利用するのに船舶免許が必要。免許不要のボートより広範囲へ行けるので、キス釣り以外にも、エギング、タイラバ、ジギングなど様々な釣り方を楽しめる。ボートのサイズにもよるが、4人前後で楽しむ人が多い。

タックル解説

10~20号のオモリを使う事が多いので、適合する2m前後の竿なら何でもOK。ただし、キスの食いが渋い時は、硬い竿だとバラシが多くなるので、穂先の軟らかい竿がよい。各社から専用竿が出ているほか、ひとつテンヤ用やエギング用などでも代用できる。

リールは小型スピニングに、PE0.6~1号。仕かけは全長1mまでの2本針仕かけがオススメ。針の大きさ、形状の違うタイプを数種類持参し、キスの食いやサイズによって使い分けたい。食いが浅い時は、競技用の吸い込みやすい小針がオススメだ。

ボートでは1m以内の仕掛けが使いやすい。針は小さめの流線タイプがよい

エサ

エサは石ゴカイを使う。エサ屋で1人2パック分購入すれば十分だろう。1匹を通し刺しで使う。仕かけを回収した時に弱っていれば、迷わず元気なエサと取り替えよう!

釣り方

ポイントに到着すれば、少し前方へ仕かけを放り込み、着底すれば、すぐに糸フケを取ってアタリを待つ。アタリはブルルッと明確にでる事が多いので、しっかり合わせよう。基本は即アワセだが、少し待った方がよい時もあるので、状況を見ながら合わせるタイミングを調整したい。

風が強く、船の流されるスピードが速い時は、積んであるイカリを下ろして釣ろう。ある程度流されたら、釣り始めたポイントまで戻って、もう1度同じラインか、少し筋をずらして釣ってみよう。

船に積んであるブロックアンカーを活用しよう

アンカーを下ろす時は絡まないように両手でロープを送り出そう

以下の動画は、あご湾釣りセンター(三重県英虞湾・浜島)の向井船長に解説いただいた釣果アップのコツなので参考にして欲しい。

おすすめのレンタルボート店(三重県)

大伸丸/英虞湾・御座

あご湾釣りセンター/英虞湾・浜島

フィッシング光栄/紀北町・三浦

筏マルキ/紀北町・島勝浦

フィッシングつむら/紀北町・矢口浦

エヌテックマリン/紀北町・引本浦

糸川渡船/賀田湾・曽根

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