産卵回復のために食いがよくなる「タイ」
「タイ」釣りの好期と言えば、乗っ込みをする”春”。産卵を控えた荒食い(乗っ込み)をし、その後産卵をしたタイは、食いが渋くなります。
それからしばらくすると、産卵後の回復のために食いがよくなります。つまり、乗っ込みの時期に忙しくてタイを釣りに行けなかった方も、この時期にはタイがよく釣れるチャンス! 行くしかありません!
エリアによって産卵の時期が異なる
タイはエリアによって産卵期がズレており、暖かい海域は早く日本海エリアでは少し遅い傾向があります。
筆者がよく釣りに出掛ける、和歌山の紀北エリアでは例年産卵は4月頃。つまり6月頃からまた食いが戻り、よく釣れる時期となります。
また、さらに南の和歌山・串本エリアでは2~3月と産卵期が少し早いため、回復の荒食いの時期も少し変わってくる、という訳です。
タイを釣りたいなら今からも狙い目
つまり、初夏はタイがまたよく釣れ出す好シーズンとなります。もちろん年によって時期は少し変わったりするため、絶対とは言い切れませんが、狙ってみる価値はアリです。
魚の習性を考えながら釣ると、さらに楽しむことができます。
「乗っ込みを逃した!」という方は、ぜひ回復するために食いがよくなる、夏のタイを狙ってみてくださいね。