魚の強い引きは、釣りの醍醐味の1つ。
魚によって、その引きは異なりますが、ブリなどの青物は紡錘形の魚体から、その引きは強烈です。

出典:ダイワ
ブリとなると、ビギナーには少し敷居が高くなるかもしれませんが、ワラサやイナダなどは近海でも比較的簡単に狙えるターゲット。シーズンになれば、比較的釣果も安定し、誰にでも楽しめるんです。
そんな青物ゲーム、駿河湾から東京湾にかけては、夏から冬にかけてが好期。ワラサ主体に、この時期はコマセを使った天ビンズボ釣りが各地の遊漁船で面白くなってきます。
今回は、手軽に青物ゲームにエントリーできる機能が詰め込まれた、ダイワの青物専用ロッド「ワラサ X」を紹介します。
ワラサ X
この竿は、青物ゲームにエントリーしやすいように、コストパフォーマンスに優れた、ワラサを主体とした青物専用ロッド。
全長2.4mで、竿さばきもしやすい長さです。
そして、天ビンズボ釣りで狙う際に、仕かけが安定しやすく、ヒットしてからのやり取りも十分に楽しめるように、胴に乗る64調子に仕上がっています。
上記の写真は、オモリ80号を掛けた時の曲がり具合。
携行しやすいセンターカットの2ピースロッドながら、バットの先から穂先にかけてスムーズに曲がり込んでいますね。
ワラサを主体とした青物が掛かると、64調子のブランクスが、よりキレイな弧を描いて曲がり込んでくれます。
強い引きの魚とやり取りする時、手に伝わる重量感と強烈なパワーも魅力ですが、目で見る竿の曲がりがキレイな弧を描けば、より興奮は高まります。その意味で、この竿は手と目の両方で、やり取りが楽しめるロッドと言えますね。
穂先は高強度の柔軟チューブラーですが、このロッドは柔軟に曲がるだけではありません。
ワラサクラスの良型青物の強い引きを受け止めて、しっかりと浮かせられるようにパワーも十分備えています。
その機能がダイワのロッドテクノロジーの1つ、「ブレーディングX」。
カーボンテープでX状に締め上げる強化構造で、ロッド操作時のネジレを抑制してパワーロスを防いでくれます。
ヒットしてからのやり取りも楽しみたいモノですが、乗合船では走らせずにスムーズに巻き上げてこないとオマツリの元にもなります。そんな時でも、やや太めの仕かけで、多少強引にやり取りもできるロッドパワーも備えています。
リールシートは、ゆるみ止めダブルナット付きで両側金属フードタイプを採用。小中型電動リールをしっかりと固定し、ホールドしやすくなっています。
品名 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
240 | 2.4 | 2 | 125 | 240 | 2.3/15.8 | 50-150 | 33 | 21,000 |
青物を狙うための機能が十分備わっていて、価格21000円(税別)はとってもリーズナブル。
エントリーモデルとしても最適です。
また、メインのターゲットは、ワラサを主体とした青物ですが、少し重めのオモリを使用する五目釣りや、イカを泳がせるイカダイなどの大物釣りにも適してそうですね。
50~150号のオモリ負荷なので、汎用性も高そうです。
間もなく到来する青物シーズン。青物ゲームは、意外と手軽に強引が楽しめて、ハマれば数釣りも期待できる魅力的な釣りです。
リーズナブルな価格で、手軽にエントリーできる機能充実のNEWロッド「ワラサ X」、今期の青物竿でイチオシですよ。
ダイワ公式「ワラサ X」詳細ページはこちら
