暑い夏を盛り上げてくれる”夜釣り”
夏になり、暑~い日が続く毎日。
しかし、そんな夏を待ち望んでいた筆者。
それは”夜釣り”が面白くなるから。
日中は浅場へと来ない大物も、夜になればエサを求めて、堤防や磯際を回遊し始めます。
また、夜はハリスが多少太くても食ってくる傾向があるため、根ズレなどのバラシも軽減させることができます。
「シブダイ」がアツい
夜釣りでは、さまざまなターゲットを狙うことができますが、筆者がオススメしたいのは「シブダイ」と呼ばれる魚。
シブダイは、関西や四国方面での呼び名で標準和名を「フエダイ」と言います。
こちらがシブダイ
最大でも50cmほどと、それほど大きくなる魚ではありませんが、引きは強烈。最初の突っ込みはまるで竿が飛んでいくようなパワーがあります。
比較的水温が高い地域に生息しており、三重や和歌山南部、ほか高知や鹿児島など、太平洋側の水温が高いエリアで狙うことができます。日中ではほとんど釣れない魚で、夜に釣れる確率が高いようです。
筆者は昨年、和歌山県串本町の沖磯でフカセ釣りで釣れました。使用していたハリスは8号でしたが、根ズレでハリスはボロボロ。危うくラインブレイクするところでした。
霜降りのように脂が乗って絶品
引きもさることながら、筆者が好きな理由はとても美味しいから。
まるで霜降りのような身質で白身ながら脂も乗り、まさに絶品。市場価値はかなり高いようです。
シブダイの刺し身
あの味を1度味わってしまうと、もう食べたくて仕方ありません。
もちろん、今年もシブダイを釣りに行く予定。
まだ釣ったことがない、食べたことがない方はぜひ、今年夜釣りのシブダイにチャレンジしてみてください。