今年のイカメタルってどうなの? 実釣を重ねて調べてみた!

寄稿:nomi

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

各地のイカメタルの釣果を紹介

毎年、「夏の夜遊び」と言う名前で人気のイカメタル。

最近では、オモリグをする方、さらにはバチコンでアジを狙う方なども増えてきてる。

年々、開始時期が早まっているようで、今年は5月から釣れ始めた。

例年であれば、6月にサイズ狙いで、7月は数狙いというイメージだが。

私の今年の開幕は、周りの5月の釣果を横目に、6月11日となった。

訪れたのは、兵庫県香住

前日までの釣果は渋い状況だった。

活性はやはり低く、ボトムでのロングステイがよかったように思ったが、釣果は20パイちょいで、ほぼほぼ、ボトムでの釣果であった。

2度目は、6月25日から本マグロの釣行が禁止となったため、福井県小浜へとイカメタルへ。

「いつもなら20時半頃からアタり始めるよ!」とのアナウンスがあるも、船中でポツリポツリ。

バチコンでアジが上がったので、バチコンに切りかえるも、本命には振られ、レンコダイが。

そして、ここからありえないほどの低気圧がやってきて、大雨に雷と、とても釣りができる状況ではなく、早上がり。

この日のイカはゼロであった。

そして、月が明けて7月。

石川県の加賀へとイカメタル。

船長いわく、やはり渋いとのこと…。

3度ポイントをかえて、何とか10パイを釣り上げて、バチコンではギガアジが乱舞し、それなりに楽しめた。

その翌週も、同じく石川県の加賀へ。

しかし、状況は前回よりも悪く、バチコンでもアジはポツポツと上がる程度で、イカは多い人で6パイという状況で、私はゼロであった。

イカメタルで、こんなにゼロが出るのは、非常に珍しい。

それぐらい、今年の日本海側は渋いようだ。

この翌週のイカメタルの大会は、海況があまりよくなく、中止となった。

内心少しホッとしたような、寂しいような…。

その翌週は、あまり釣れてる状況ではない敦賀へ。

そうすると、意外なことに、結構ポンポンと釣れた。

オモリグ、イカメタルと、どちらでもよくアタる上に、素直なアクションで抱いてくれる。

この日が、今季では1番楽しめたイカメタルだ。

釣果は20パイを少し超えるものであった。

そして、7月最終は石川県の金沢へ。

釣れている時は70パイとか出るようで、勇んで向かうが、途中の福井県で車が故障し、立ち往生…。

早めに出ていたので、何とかレンタカーで現場には到着したが、幸先が悪い。

案の定、海の上は少し荒れ模様で、スッテが安定しにくい。

イカの気配も薄く感じる。

いろいろとエギ、スッテを交換し、エダスの長さをかえたりもしたが、結局10パイほどで終了となった。

今回のノミラボ実験結果は、「今年の日本海側のイカは厳しい」であった。

ピンポイントでは釣れる日もあるようだし、鳥取方面では釣れているということも聞く。

逆に、和歌山方面での釣果がよいという話も聞くが、今年は例年になく日本海側は厳しい状況である。

例年より遅れて群れがやってくると信じて、8月も夏の夜遊びへと出掛けてみよう。

あ、その前に車を直さなければ…。

この実験で今日もギターが冴えるぜ!ギュイ〜ん♪ だれかがやらねば…。

(※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。)

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