オフショアゲームで年々人気が加速しているのが、ライトジギングやSLJ(スーパーライトジギング)。手軽なタックルで、マダイやイサキ、青物、タチウオといった多彩なターゲットを狙えるのが最大の魅力!
そんなライトジギング入門に最適な、シマノの「グラップラーBB」が2022年にリニューアルされて新登場しました。
出典:シマノ
価格は1万円台と手ごろながら、機能は入門機の域を超えるほど、十分なスペックですよ!
グラップラーBB
前モデルが2016年に発売されてから、およそ6年ぶりとなるリニューアル!
進化点は大きく3つ! 進化した性能をみていきましょう。
フレームに軽量で、剛性の高いアルミ製のHAGANEボディを採用。そうすることで剛性感が格段に増し、リール本体のたわみや歪みを抑制してくれています。これにより繊細なギアの噛み合わせを守り、スムーズなリーリングを可能にしています。
少々雑に扱ってもビクともしないので、結構便利なんですよね。
また、16グラップラー BBと比べ1.6mmロープロファイル化されているとのこと。手の小さいアングラーや、女性でもパーミングがしやすそうですね。軽くてコンパクトならば、長時間ジグをシャクリ続けても、疲労感なく使い続けられそうです。
さらに、このクラスには初搭載となる、防水機構Xプロテクトが搭載されています。
防水壁と特殊撥水グリスを併用することで、ドライブギア軸ベアリングへの海水の侵入を強固にガードし、ベアリングの塩噛みによるトラブルを軽減してくれます。ハードな条件下でも安心して使用することができますよ。
ライトジギングは細糸の使用が多い釣りなので、スムーズなドラグ性能が必須です。
ここで大事になってくるのが、レベルワインドとラインの角度。角度の付いた状態では、瞬時の突っ込みに対応できないケースが起こり得えます。
グラップラー BBはこの対策として、高性能のドラグ+レベルワインド連動を採用することで、ライン放出時の抵抗を大幅に軽減しています!
スプールの回転とレベルワインドを連動させる構造により、ラインがどの位置にあっても常に真っすぐに送り出すことが可能となり、滑り出しをスムーズにすることで細糸のブレイクを未然に防いでくれるそうです。
また、フォール時も素早くジグを海底へと送り届けるなど、細糸の利点を活かした攻略がしやすくなりそうですね。
前モデルはダブルハンドルでしたが、今回はハンドルが、シングルの60mmパワーハンドルに。重めのジグを多用するシーンや大型の青物とのファイトでも、これまで以上に安定した力強い巻き上げを行うことができるようになりました。
山本 啓人氏から見たグラップラーBB
ジギングをこよなく愛する、シマノインストラクターの山本 啓人氏は、グラップラーBBについて、こう語っています。
グラップラーBB 150HG、151HGは、ライトラインの扱いに慣れていない人でも、とても使いやすいのが特長。ライトジギング、スーパーライトジギングというカテゴリーでは、とても使いやすいリールだと思います。ジギングを始めてみたい、もしくは始めて間もないといったアングラーに自信を持っておすすめできるリールです。
タフな条件での使用でも初期性能が長く続いてくれるので、ヘビーユーザーも安心して使っていただけると思います。
出典:シマノ
まさに、入門に最適な、タフなリールということが分かりますね。
スペック
ギア比は、ライトジギングで使いやすい、7.2のハイギアです。また、糸巻量もPE0.8号が400m巻けるので安心ですね。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(Kg) | 自重(g) | スプール 径(mm)/幅(mm) | 糸巻量PE(号-m) | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ハンドル長さ(mm) | ベアリング数BB/ローラ― | 夢屋ハンドルノブタイプ | 夢屋ハンドルタイプ | 本体価格(円) |
150HG | 7.2 | 5 | 210 | 32/22 | 0.8-400,1-330,1.5-200 | 72 | 60 | 4/1 | B | BH-1 | 16,800円(税抜き) |
151HG | 7.2 | 5 | 210 | 32/22 | 0.8-400,1-330,1.5-200 | 72 | 60 | 4/1 | B | BH-1 | 16,800円(税抜き) |
この機能で、この価格! ライトジギングを始めてみたい方には超オススメなリールです。気になった方はチェックしてみてください。
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