”釣った場所で魚の味が変わる”
皆さんは、どう思われますか?
確かに、釣れた時期や処理の仕方で魚の味は大きく変わります。
しかし…
「場所によって魚の味が変わるとか本当なのかな?」
と思う方もいるかもしれません。
筆者は、魚の中でも特にアジが好きで、今までさまざまな場所でアジを食べました。
そんな、自称「アジマニア」な筆者が、食べた中でも格別に美味しく、「あ、場所によってこんなに魚の味って変わるんだ」と、思った時の話をします。
絶品だった和歌山県加太沖の「アジ」
仕事柄、さまざまな釣り船に乗る筆者。
この日は、和歌山県加太漁港から出船している畑中丸さんに乗船しました。
畑中丸さんは、漁師を兼業している釣り船で、タイを中心にアジなどを狙うことができます。
畑中船長は、とても釣り好きな船長で、丁寧に釣り方を教えてくれるため、ビギナーでも安心して楽しむことができます。

畑中船長
畑中丸では、エサの代わりにビニールや毛糸を使用する、加太特有の伝統釣法「ギジエマダイ」でタイやアジを狙います。

エサの代わりに使うビニール

毛糸を使用することも
加太沖は、紀伊半島と淡路島、さらにその間に友ケ島と呼ばれる2つの島があることによって、幅が狭くなり、まるで川のように速い潮の流れを生み出しています。
この速い潮の中で育った魚はとても身が締まり、さらには流れてくるエサも豊富なため、旨味をたっぷり含んだ魚に育ちます。
今まで、美味しいアジをたくさん食べてきましたが、畑中丸さんで釣った加太沖のアジは、格別の美味しさでした。
美味しいアジを食べてみたい方は、ぜひ加太沖のアジを釣りに行ってみてください。
その美味しさに感動するハズです。
また、畑中丸さんでは、美味しい魚を持って帰ってほしいとの思いから、釣れた魚を神経締めにしてくれます。
サービス精神たっぷりな畑中丸さんで、美味しいアジをゲットしてくださいね!
以前、筆者が乗船した時は、ほかの釣り人が50cmの超大型のアジをゲットしていましたよ!