これから各地でシーズン開幕を迎える湖沼のワカサギ釣り。
ワカサギ専用の短竿に電動リールを使用した釣りが主流になっています。
このワカサギ用の電動リール、ダイワのクリスティアシリーズでは、自重がおよそ100g前後でしたが、今回紹介する「クリスティア ワカサギ AIR」は自重ナント82g!! 大幅に軽量化されています。
軽量、小型化されたクリスティア ワカサギ AIR
この大幅な軽量化を可能にしたのが、外部電源化。
クリスティアシリーズに対応する「クリスティア ワカサギ 外部電源ボックス」を利用することで、本体に電池を内蔵せず、軽量化と小型化、そしてパワーアップというメリットを生み出しています。
軽量化による最大のメリットは、“手感度の向上”。
ダイワが謳う「軽さは感度」は、ワカサギ釣りにも通じています。
小さくなっても持ちにくさが出ないように、手の平にジャストフィットする形を追求した設計。
軽くて持ちやすいので、今まで以上に片手での誘いもやりやすくなっています。
また、プロトタイプからテストを繰り返したダイワのテスター陣も、「リール本体が軽くなったので、アタリが手元に伝わる感度がさらに高まった」と口を揃えます。
より軽くなったことで、手持ちの負担も軽減されて疲れにくくなり、集中力が続きやすくなるのも、釣果へ繋がるメリットですね。
また、外部電源にすることで、安定した巻き上げスピードとパワーアップを実現。
クリスティアCRTRα比では、パワー、スピードともに約10%アップしています。
そして、このクリスティア ワカサギ AIRは、だんだん棚停止のスロー落下距離が30cmから2mの間で6種類も選べるようになり、今まで以上に攻め方のバリエーションが増えています。
このだんだん棚停止は、仕かけの落下時に棚停止位置の手前からスロー落下させる機能。これにより、ワカサギに違和感を与えにくくなります。スロー落下のスピードは6段階に選択でき、ワカサギのその日、その時の活性に応じた狙い方ができるので、釣果アップに繋げる一助になりますね。
さらに、ビギナーなどワカサギ釣りの初中級者の釣りをお助けする機能「名人誘い」も搭載。
これらはワカサギ釣りで、ベテランたちが状況に応じて使い分ける代表的な誘いで、初めての人でもこの機能を使えば、ベテラン同様の誘いを掛けることができます
名人誘いは、5パターンが設定されており、しかも「待ち秒」と「誘い長さ」も調整できるので、ビギナーでも慣れてくれば、マイ誘いパターンを作るのも楽しくなりますね。
その5パターンは以下です↓
①底中心に反応が出る時に有効な「底狙い」パターン
②状況を選ばずオールラウンドに通用する名人誘いの「ベイシック」パターン
③底から1mくらいに群れがばらけている時に有効な「棚バラケ」パターン
④底べったり、低活性時に有効な「激渋リアクション」パターン
⑤広範囲にばらけているワカサギを呼び込むのに有効な「呼び込み」パターン
ほかにもワカサギ釣りを快適にする機能が満載。
水深カウンター補正
魚探の水深表示とリールの水深カウンター表示のズレを一致させる機能で、ワカサギの泳層が狭い時でも狙ったタナへのタナ合わせが可能です。
追い食い巻き
アタリがあったタナをデッドスローで誘い上げて、さらなる多点掛けを狙う「追い食い巻き」。
見やすい縦長パネル
カウンターは10cm刻みで表示されるので、ピンポイントでタナを合わせることが可能です。
ラインストッパー
スプール上部3カ所にラインストッパーを装備。ヒットダナでラインをストッパーに引っかけることで、仕かけを下ろせば自動的に同じタナで仕かけを止めることができます。
ふんばるレッグ
高速巻き時でもリールの浮き上げを防止してくれる装備で、置き竿でも安心です。また、長さ調整が可能なのもGOODです。
ほかにも、ボタンで切り替えができるチョイ巻き、連続巻き、穂先への巻き込みトラブルを防止する船べり停止ガイドなどなど、ハイエンドモデルに相応しい機能が満載です。
カラーはレッドとガンメタの2色。
レッド
ガンメタ
標準巻糸量は、0.3号-60m/0.4号-30mで、Φ5(直径5mm)の穂先が取り付け可能です。
メーカー希望本体価格は、30,000円(税別)。
軽くなったことで、さらなる感度を備えた「クリスティア ワカサギ AIR」。ベテランはもちろん、お値段はしますがビギナーにもワカサギ釣りを快適にするキラーアイテムとして、オススメしたい最高のツールです。
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