美味しい魚は数あれど、引き味も最高にエキサイトなターゲットは、なかなかありません。

そんな数少ない、釣趣＆食味が両方楽しめる魚のひとつが「メダイ」。

皆さん、お聞きになったことがあるでしょうか？

これが、そのメダイ。

目が大きくて愛嬌のある顔をしていますが、見た目とは裏腹にその引きは強烈。水深100mオーバーの深場から水面まで、力強い引きで抵抗するパワーファイターです。

そしてこの魚、この時期に日本海の浦島グリ（京都府経ケ岬沖）で釣れるメーター前後のジャンボサイズは、とっても美味なんです!!

「ダルマ」とも呼ばれて割烹や料亭では、刺し身や西京漬け、幽庵焼きなど上品で味わいのある料理で、グルメな人も唸らせる味。近海で釣れる小、中型はまだしも、「ジャンボメダイ」と呼ばれる丸々と肥えた大型は、スーパーや鮮魚店に並ぶことも少なく、基本的には“釣らなきゃ食べられない”美味な高級魚です。

そのメダイが今シーズンも日本海の浦島グリで開幕。今期は、シーズン初期から大型まじって絶好調と言えるぐらいに釣れ盛っており、大当たり年の様相を呈しています。

浦島グリへのジャンボメダイ狙いの各船の釣果を見てみると、

京都府宮津・一颯丸

シーズン初日となった9月23日は、メダイ60～85cm船中30尾とマダイ55～68cm3尾と絶好の滑り出し。

以降、25日に57～87cm船中42尾とマダイ68cm。26日、30日には最大98cmが上がり、10月1日には今季初の100cmが登場しています。

福井県若狭大島・庄栄丸

9月26日にメダイ60～95cm1人3～11尾で船中57尾の大釣り。

1日にも68～95cmよい人10尾で船中42尾、2日は68～99cmよい人11尾で船中39尾、7日には70～100cmとメーター級が登場し、9日にも73～98cmよい人9尾で船中48尾と、型揃いで爆釣が続いています。

福井県小浜・直幸丸

10月2日にメダイよい人6尾で船中30尾。以降、7日はよい人9尾、9日はよい人12尾と、メーター級のジャンボがまじって右肩上がりに釣果が上昇中です。

 

浦島グリのジャンボメダイは、秋が深まる晩秋までが好シーズン。それ以降は海がシケる日が多くなるので、近海でのメダイ狙いに移行していきます。

なので、メーター級のジャンボサイズが狙えるのは今だけ!!

引き味、食味ともに最高レベルのジャンボメダイ、ぜひ釣りに出掛けて強烈なファイトと、絶品の食味を堪能してみてください。