肌寒い季節になってきました。この時期になると、ワカサギ釣りが待ち遠しくなる記者。
そして準備だけが進む進む…。ってことで今回は、昨年発売されて気になっていた、シマノの「レイクマスターCT-ET」を触ってみました。
持っただけで軽さに感動
実は、2022年に新色「BLUE BLACK GR」が登場していたのを知っていましたか? シマノユーザーはブルーでコーディネートしている人が多いので、嬉しい人多いんじゃないでしょうか。
早速開封!
入っていたのは、リール本体、外部バッテリー、転倒防止レッグ、ガイド、クッションシート。
リール本体を持ってみると
「軽っ!!!」
外部電源のリールを初めて触ったのですが、予想外の軽さにビックリ。自重を調べてみると驚異の90g。指1本で持てます。
しかも、前モデルで電池をリールの下部に入れていた部分が、外部電源になったおかげでコンパクトになって持ちやすい。まだ実戦で使っていないのに、感動してしまいました。
そして、公式HPでは軽量化のメリットについてこんな記載が。
自重90g(ケーブルを除く)という驚異の軽さで、手感度の向上と集中力の持続を両立
出典:シマノ
実際に触ってみても、これだけ軽ければ感度がイイのも分かります。感度がよければ、その分アタリも明確になって釣果に差が出ますからね!
ちなみに外部のバッテリーですが、シマノの「レイクマスターCT-T」と比べて電池の持ちが約3倍とのこと。単三電池4本で稼働します。
痒いところに手が届く機能たち
このリールには機能がたくさん搭載されていますが、その中でも新しく追加されたのが「自動タナ停止機能」と「氷上モード」。どちらも痒いところに手が届く、あると便利な嬉しい機能なんです。
その名の通り、設定したタナで仕かけが自動的に止まってくれる優れモノ。1~2月の厳冬期になるとワカサギの群れはボトムに落ちるので、狙うタナが一定になる日が多くなりますよね。
この機能を使ってあらかじめタナを決めておけば、手返しよく釣りができます。
氷上モードは、仕かけを回収する際に、氷やドーム船などのフチに、仕かけが勢いよく引っかかってしまわないように、水面近くに仕かけが来ると、自動的に巻き上げ速度を落としてくれる機能。

出典:シマノ
それだけではなく、魚を掛けた後の取り込みの際も、手元でビタッ! と止まった衝撃で魚をバラしてしまう可能性も減らしてくれます。
7連掛けだったのに、手前で6連掛けになってしまった…。そんな悲しみとはオサラバしてくれます。
タテ型スプールのよさを再確認
スプールはタテ型とヨコ型ありますが、タテ型のよさを再確認。
細かいタナの調整を、人差し指でササッと回せるのがイイんですよね。
スプールにはバックラッシュ防止機能が付いているので安心。個人の好みに合わせてブレーキを調節できるので、不安な方は強めに設定しておきましょう。
カラー&スペック
カラーはほかにも「BLACK」、「RED」の2種類があります。この2色の価格は27,500円(税抜き)。「BLUE BLACK GR」は28,500円(税抜き)。実売価格は2万円前後といったトコロでしょうか。
快適に釣りがしたい人、感度を高めたい人にはオススメの1台です。今冬、試してみてはいかがでしょうか!
シマノ公式「レイクマスター CT-ET」詳細ページはこちら