敷居が低いのに、奥が深すぎ! 海上釣り堀にハマりすぎ注意

寄稿:大塚香奈

大塚香奈(おおつかかな) プロフィール

船タチウオやカワハギ、海上釣り堀に精通する釣りガール。大阪湾タチウオKINGバトル2018~2020セミファイナリスト、大阪湾タチウオKINGバトル2021は3位入賞

皆さんこんにちは。寝てもさめても釣りまみれ♪ かなっぺです♡

12月の師走、皆さんは釣りライフをいかがお過ごしですか? 低気圧や北風の影響などで海がシケる日も多くなる季節で、せっかく予定していた釣りがシケで中止になってしまった! 何て時にもオススメの釣りがあるのです♡

今月の推し魚は「海上釣り堀」

という訳で、今月は海上釣り堀の魅力をお伝えしていきます!

高級魚が手軽に釣り放題

関西エリアにある海上釣り堀は、マダイ、シマアジ、メジロ、ブリ、カンパチなどをメインに、シーズン毎にさまざまな魚種が釣れますが、そのほとんどが釣り時間内は釣り放題♡ レンタルタックルの貸し出しや、エサの販売などもあり、ビギナーも気軽に手軽に高級魚の強い引きを味わえるのは。釣り堀の魅力の1つ。

オリジナルレシピで釣果独り占め

海上釣り堀のエサの基本は、ダンゴ。そこからさらに、生エサ(エビ、ササミ、イワシ、カツオ、イカなど)、生きエサ(アジ、シラサエビ、カニ、イソメ)、かわり種のソーセージやグミ(エサ取り対策には必須)など、エサの選択肢も多彩。かなっぺは、ダンゴや生エサは必ずオリジナルの調合で手作りします。エサで差を付ければ、入れ食いパラダイスが、独り占めの可能性も…

奥が深い

「釣り堀って、魚がたくさんいるんだし、当然釣れるでしょ」って思っていたら…釣り堀の洗礼を受けます(笑)。もちろん、限られたスペースの中に魚はたくさんいますが、相手は生き物。一般のイケスでは場所移動は基本厳禁のため、限られた条件(釣座)の中で、いかにたくさんの釣果を引き出せるかは、やっぱり釣り人の腕次第。
そして、釣り堀とは言え、水温が下がってくる冬は魚の食いも落ち気味。しっかり誘って魚の活性を上げて捕食スイッチを入れたり、エサの食い込ませ方や、エサの選択で差を付けるなど、引き出しの多さと釣果が比例してくるのも、釣り堀の面白い所です。

魚が美味しい!

養殖の魚は不味い、なんて話は、大昔のこと。水質のよい環境やエサにコダワって育てられた最近のお魚たちは、とっても美味しいのです♡ お刺し身や炙り、しゃぶしゃぶはもちろん、煮付けやフライ、酢〆、血合のレバ刺し風etc…料理の幅も広く、年末年始用のお魚の仕入れにもバッチリですね。

シケに強くシーズンオフがない

陸続きや、風裏となる釣り堀を選べば、シケに強く、急な予定変更も少ないです。また、年間を通してさまざまな魚種が入れかわるため、シーズンオフがなく、いろんな魚を狙えるので、気付いたら1年中釣り堀三昧♡なんてのもよいですよ!

 

■かなっぺの推しタックル
マダイ・シマアジ用
ロッド:海上釣堀 誘い掛 脈、海上釣堀コアスペックM450
リール:バルケッタ 300 DH-HG
針:海上釣堀赤(ハリス3号、 針10号)、釣堀三昧(ハリス2.5号、 小磯グレ7号)
青物用
ロッド:海上釣堀 誘い掛 青270
リール:サハラ2500
針:誘釣堀 誘いショート青(ハリス6号、 針12号)

敷居は低いのに奥が深くて、面白美味(オモウマ)な海上釣り堀。初心者はもちろん、ベテランアングラーも、この冬は海上釣り堀で面白美味な釣りを楽しんでくださいね!

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