初めて行く釣り場は、どんな釣り場なのか、どこを狙えばよいのか、さらにはアクセスはどうしたらよいのか、などなど何かと不安なことが多いものです。
ここでは各地の堤防釣り場を、風景やポイントなどの写真をまじえて紹介します。
ぜひ釣行にお役立てください。
今回は、大阪府泉大津市の汐見ふ頭です。
大阪・泉大津 汐見ふ頭
大阪府泉大津の好釣り場のひとつが汐見ふ頭で、足場がよく、車が近くに止められる便利な所で、ファミリーフィッシングにも好適。ただし、トイレはないのが難点。
釣り場の長さは300mほどあり、西端近くのフェンスの先は立入禁止。

▲西端のフェンス付近で、カワハギ釣りを楽しむ常連
東は曲がり角まで釣りをすることができる。

▲東端付近の釣り風景
水際には車止めがあるだけで、手すりなどはないから、クーラーなどに腰を掛けてゆったり釣りが楽しめる。
岸壁から後方は、十分な広さで、車が何台も止められるスペースがある。

▲車が止められる広い釣り場
釣り物は、アジ、サバ、イワシ、チヌ、ハネ、ガシラ、サヨリ、カワハギなど。
サビキ釣りは、2022年の秋時点ではイワシ、サバが多く、小アジは朝夕の時合にボツボツ釣れていた。

▲サヨリ釣りを楽しむ釣り人
サヨリは遠投カゴの玉ウキ仕かけで、順調に釣れ続いている。サヨリのサイズは20~23cmが中心。

▲釣れたサヨリ
今秋は特にカワハギが好調で、常連は30~50尾も釣っていた。サイズも15~20cmと波止のカワハギとしてはよかった。
秋が深まってからは、カワハギは少なくなったのか、エサ取りのバリコ(アイゴの小型)が邪魔をするせいか、カワハギが釣り辛くなり、常連でも5~10尾ぐらいになってきた。
バリコはここだけではなく、今期はどこでもバリコだらけと言えるほど多い。バリコは各ヒレに毒があるので、要注意の魚である。
釣り場の水深は、際で3ヒロぐらい。前方はかなり深くなっている。
釣り場は、ほぼ北に向いているので、北西風が強いと釣り辛い。
汐見ふ頭へは、大阪臨海道路の汐見町信号を西へ入る。

▲大阪臨海道路(堺方面から)汐見町信号で右折し、汐見ふ頭へ入る
1つ目の信号の先、約150mの中央分離帯が切れた所を右折すると、突き当たりの岸壁が釣り場。

▲ここで右折すると、広い岸壁に出る
堤防釣りは誰でも手軽に楽しめるレジャーですが、釣り人のマナーによっては釣り場が閉鎖されたりする所もあります。
いつまでも釣りが楽しめるように、釣り場の環境を守り、ゴミは必ず各自で持ち帰るようにしましょう。
また、自分の安全のため、釣行時には必ずライフジャケットを着用しましょう。
※この記事は2022年10月現在のものです。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。