
竹村勝則 プロフィール
大阪・岬町 みさき公園裏
みさき公園裏の長松海岸は、道沿いの防潮堤にユニークな絵が描かれている。
その防潮堤の数カ所に階段があり、浜に降りることができる。
車も所々に、道が少し広い所があるので駐車できる。
波止は長さ100mあるなしで、幅は2mほどで、水面までも近い。7、8本でている波止の真ん中辺りの2本だけが、先端周りにテトラが入っている。
浜から出ている波止なので、水深はあまりないが、先端付近で1.5~2ヒロぐらい。波止際には敷石が入っているので、明るいうちによく見ておくと、ポイントの目安になる。
メバルは夕まずめは浮いてくるものだが、当日のメバルが釣れたタナは深く、ガシラと同じく底で釣れた。
メバル釣りはマキエとタナを探るのも大事だ。
今回はメバル狙いで出発
毎年12月頃から、波止のメバル釣りが面白くなってくる。産卵期が近くなったメバルが接岸してきて、大阪湾各地の波止などで良型が釣れるからだ。
メバルは夜行性でもあるので、波止では昼間は余り釣れないが、夕まずめからの半夜釣りと、朝まずめ時にはよく釣れる。
メバルのほか、ガシラもよく釣れ、ハネ、アコウ、グレ、チヌなどが釣れることもある。
釣り方はエビ撒き釣りか、青イソメエサでのウキ釣り。
エビ撒き釣りはシラサエビを1500円ほど買って行く。青イソメは500円ほどあれば、3時間ほどの半夜釣りなら十分だ。
今シーズンの初メバル釣りに、ノベ竿を1本持って、みさき公園裏の長松海岸の波止へ出掛けた。
ここは1kmほどの砂利浜の海岸に、小波止が7、8本出ている。昨年は海岸の真ん中辺りの波止で、数は少ないながらも、20cm前後の良型メバルとハネを釣ったことがある。
今回は1番南の波止で釣ることにした。ここは水門からの水路があって、左右に1本ずつ小波止が出ている。
波止に並ぶようにテトラが入っているので、波止の先端だけしか釣れない。左側の波止先端は浅くてよくなさそうなので、右側の先端へカレイ釣りの人と入れかわって入った。
カレイ釣りの人は、「25cmぐらいのカレイを1尾と良型のチヌを1尾釣った」と言っていた。
海はベタ凪なので、5.4m竿に、図のような仕かけでエビ撒き釣りをする。釣り始めは小ダイとフグがきただけだったが、辺りが暗くなってくると、まずはメバルではなく、ガシラが釣れた。
18cmぐらいのガシラを2、3尾キープし、それ以下のガシラ5、6尾はすぐにリリースした。
その後もメバルが全く釣れないので、100mほど離れた右隣の波止へ場所がわり。シラサエビを上撒きで2、3回撒いてから仕かけを入れると、すぐに電気ウキがスーッと入るアタリがでた。
合わせると、メバル独特のグリグリーッとした強い引き。コイ竿を使っているので、その強引が伝わって面白い。
このポイントは、まだ明るいうちに底に敷石が入っているのを見ておいた場所で、やはりメバルがいた。その後、同じポイントで20cmぐらいのメバルが釣れた。
20時頃、小アタリを合わせると、思わぬ強引がきた。こんなこともあろうかと、コイ竿とタモを用意しているので、慎重にあしらってタモですくったのは、何とアコウ。
サイズは30cmだったが、高級魚の土産ができた。
その後、アタリが止まったので、先端手前の左側を釣ったところ、20cmと22cmの良型メバルが釣れた。
21時頃にアタリが止まったので納竿。メバル4尾とガシラ5尾にアコウ1尾の釣果だった。
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