「カキチヌ」って言葉、ご存じですか?
文字通り、「カキでチヌを狙う」釣りですが、カキを養殖しているエリアでは、冬の風物詩となっている釣りのひとつです。
京都・舞鶴湾上佐波賀の筏でカキチヌ開幕
このカキチヌが、間もなく京都府舞鶴湾で開幕します。
上佐波賀の佐波賀渡船では、年末年始の休業明けとなる2023年度の営業開始日、1月7日の土曜からカキエサの販売を開始。チヌのカカリ釣りファン待望の、カキチヌシーズンが始まります。

▲上佐波賀の筏風景
カキチヌはカキをエサに使う釣り。このカキに針を埋め込み、仕かけを落とし込んでいきます。
アタリはフォール中にでることもあれば、着底時やステイ時にでることもあり、ラインの動きや穂先から目が離せない釣りですが、釣れれば良型、大型の確率が高いのも特長。

▲落とし込んでいる間にもアタリはでるので、穂先に集中を
40cmオーバーの良型はもちろん、50cm前後の年なしクラスも十分に期待できます。
また、よい日に当たれば大型揃いの数釣りも。1人で型揃いのチヌを、複数尾釣れるチャンスがあるのも魅力です!!
舞鶴湾のカキチヌシーズンは、例年春頃まで。カキの収穫次第で、年によって多少の前後はありますが、1月、2月は十分にカキのエサが確保できそうです。

▲佐波賀渡船で販売しているカキ
冬場の日本海側は季節風が吹き、シケる日も多いですが、舞鶴湾上佐波賀は波静かな湾内にあるので、比較的釣行できる日も多い釣り場。
これからますます寒くなりますが、カキチヌが始まる舞鶴湾の筏は、今年もアツい釣果が聞かれそうですよ!!

▲佐波賀渡船の渡船桟橋