冬のタフコンデションにも対応! NEWテンヤタチウオロッド3モデルを実釣解説

寄稿:多田正人

多田正人(ただ まさと) プロフィール

がまかつフィールドテスター。テンヤタチウオをはじめ、さまざまな船釣り、磯釣りなどをたしなむマルチアングラー。大阪湾タチウオKINGバトル2017ファイナリスト、2018、2019、2021セミファイナリストの実力派。

まいどー! がまかつ船フィールドテスターのまーくんです。

さて今回は、先日泉佐野の上丸にお世話になり、いざ洲本沖へ!

がまかつから今シーズン新発売されたロッド「デッキステージ タチウオテンヤ」を使った釣行レポートと、ロッドの紹介をしたいと思います。

「デッキステージ タチウオテンヤ」のラインナップは3モデルで、ソリッド穂先に、絡みの少ないLSD高足スパイラルガイドを採用。

8:2調子でありながら7:3調子かと思わせるほど、しなやかに全体を仕上げています。タフコンディションでも、しっかりしながらも食い込み重視で、初心者でも簡単に扱いやすい竿に設計されています。

最初はM180を使用

さて、まず私が手にしたのはM180です。

水深110m前後で底から10mまで真っ赤な濃い反応があるのも、12月という寒の時期ならでは。潮も動かず、着底後に底を切り、リール2回転早巻きでストップ&ゴーを繰り返すも、ヤル気のあるタチウオからの反応は薄い状況。

では、リール1回転で5秒ロングステイを繰り返し、10m上げた辺りで、小さなチョンアタリが! その場でしばらくステイしていると、竿先をじわーっと持っていくような、モタれアタリに変化。

大きくアワセを入れると、竿を一気に持っていく強い引き。しかし、しっかりしたバットパワーで、難なく交わして上がってきたのは、メータークラスの良型でした。

8:2調子と思わせないほど食い込みもよく、掛かった後はしっかりとバットが吸収して、楽に取り込めました。

その後、同じように何尾か釣り上げ、反応が消えたのでポイントを移動。次のポイントは、水深140m前後で、底から100mほどまで広い反応がありました。

水深があるポイントでMH175へチェンジ

水深もあるので、ここで竿をMH175に持ちかえ、いざ!

しっかりとサミングをしながら落としていくと、やはり底が取れるほど、潮の動きはあまりない様子。同じく底を切り、ゆっくり小さな誘いを入れ、長めのステイを繰り返すと、小さなアタリが。5~6m誘い上げたところで、食い込むアタリに。一気に掛けにいくと、ずっしりとした重量感。かなりの引きを見せたが、これも7:3調子か? と思うほど、しなやかにバットが吸収してくれました。

雪が舞う寒い1日でタフコンディションの中、この日は70~100cmの幅指4本までを30尾という釣果でした。

「デッキステージ タチウオテンヤ」は、例えるならML180はフルオートマチックM180はセミオートマチックMH175はマニュアル、という感じ。

感想としては、どれを使っても楽しめる竿と感じました。価格も3万円を切っており、リーズナブル‼ ぜひ、1度手にしてみてください。

がまかつ公式「デッキステージ タチウオテンヤ」の詳細ページはこちら

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