2018年にシマノから発売された、シーバス用スピニングリール「18 エクスセンスCI4+」が、2023年に「23 エクスセンスXR」としてフルリニューアル。

出展:シマノ
5年の時を経て、どのような進化を遂げたのか。気になる情報を紹介していきます。
エクスセンス XR【シマノ】
「エクスセンスCI4+」から内部の機能性が大幅グレードアップ。フラッグシップに迫る機能になり、情報量の少ないナイトゲームでもさらに活躍するとのこと。さらに自重は20gも軽量化※されているので、感度の向上も期待できそうです。(※4000MXGの場合)。
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力(Kg) | 最大ドラグ力(Kg) | 自重(g) | スプール 径(mm)/ストローク(mm) | 糸巻量ナイロン(lb-m) | 糸巻量ナイロン(mm-m) | 糸巻量フロロ(lb-m) | 糸巻量PE(号-m) | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ハンドル長さ(mm) | ベアリング数BB/ローラ― | 夢屋スプールタイプ | 夢屋ハンドルノブタイプ | 夢屋ハンドルタイプ | 夢屋リールスタンドタイプ | 本体価格(円) |
C3000M | 5.3 | 3.5 | 9 | 185 | 47/17 | 8-130,10-110,12-85 | 0.25-125,0.30-85 | 8-110,10-90,12-80 | 0.8-235,1-190,1.2-150 | 78 | 50 | 9/1 | S-20 | A | H-11 | C | 41,000円(税別) |
C3000MHG | 6 | 3.5 | 9 | 185 | 47/17 | 8-130,10-110,12-85 | 0.25-125,0.30-85 | 8-110,10-90,12-80 | 0.8-235,1-190,1.2-150 | 89 | 55 | 9/1 | S-20 | A | H-11 | C | 41,000円(税別) |
3000MHG | 5.8 | 3.5 | 9 | 200 | 47/17 | 8-130,10-110,12-85 | 0.25-125,0.30-85 | 8-110,10-90,12-80 | 0.8-235,1-190,1.2-150 | 86 | 55 | 9/1 | S-20 | A | H-11 | C | 41,000円(税別) |
4000MXG | 6.2 | 6 | 11 | 225 | 52/19 | 10-160,12-120,16-90 | 0.25-165,0.30-120,0.35-80 | 12-110,16-90,20-65 | 1.2-250,1.5-200,2-150 | 101 | 55 | 9/1 | S-28 | A | H-11 | C | 41,000円(税別) |
シマノ公式「エクスセンス XR」詳細ページはこちら
巻き性能がさらに向上
旧モデルにはなかった機能が搭載され、巻き性能が向上しています。
マイクロモジュールギアが搭載されたことで、滑らかでノイズの少ない巻き心地を実現。ということは、水中の情報を、より手元に伝えてくれるというコト。
シンペン、ミノーなどのリトリーブが主体となるルアーでのゲーム展開や、手元が見えづらいナイトゲームにおいて大きなアドバンテージをもたらしてくれます。
念願のロングストロークスプールがようやく搭載。
スプール糸巻き部の幅が長くなることで、ラインが放出されるときの抵抗が少なくなり、キャストフィールが向上したり、飛距離がアップしたりとメリットがたくさん。
特に飛距離が釣果に繋がるシーバスゲームにおいて、役立つこと間違いナシの機能です。
微細なガタ、揺れ、隙間などを徹底排除。滑らかで静かな回転性能により繊細なリトリーブが可能に。
以上が旧モデルから進化した点。
記者も実際に巻いてみましたが、まさにシルキーな巻き心地。剛性感もしっかりと感じられて高級感もあり、とてもミドルクラスのリールとは思えないほど。
旧モデルとの比較表
23エクスセンス | 18エクスセンスCI4+ | |
マイクロモジュールギアⅡ | ○ | – |
Xプロテクト | ○ | ○ |
ロングストロークスプール | ○ | – |
サイレントドライブ | ○ | – |
自重(4000MXG) | 225g | 245g |
ベアリング数 | 9/1 | 9/1 |
マットブラックデザインがシブい
記者が目で見て、手に持った感想ですが「マットブラックデザインがシブすぎる。」
先述しましたが、とてもミドルクラスとは思えない高級感!
シーバスアングラーの皆さん、店頭に並んだら1度触ってみることをオススメ致します。