シケの影響で水温の低下も見られた釣場速報本誌の取材時。
そんな中でも49cmの大チヌを釣り上げた藪氏。
ここではそんな藪氏の釣り方を紹介する。
タックルは穂先が柔軟でバットパワーのあるものがオススメ
タックルは、ツカサエバン155西海。
穂先がやや柔軟で食い込みやすいが、バットパワーは抜群で大型チヌでも主導権を渡さずに一気に浮かせることができる。
ハリスはオーナーばりのザイト筏かかり2.5号。
周囲にはカキ筏が浮かぶポイントもあるが、藪氏は「やり取りさえ気を付ければ、チヌなら年なし級でも2.5号あれば十分」とのこと。
この日は年なし近い大型を掛けた時も一気に筏の下へ突っ走ったが、すぐに竿の角度を調整して主導権を取り返し、難なく取り込んだ。
針は大型がメインとなるので、カット黒チヌの5号と6号を使用。
また、底でサシエが跳ねたりしないように安定させるため、オモリは2Bを主体に、なし~5Bを潮の流れや筏の揺れなどを考慮して、常時調整して打っていた。

オモリは2Bを主体になし~5Bの間で調整
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