冬になると水温が低くなると、魚の活性が低くなり、なかなか口を使ってくれなくなります。
そんな冬でも、釣りが楽しめるオススメのターゲットがカサゴ(ガシラ)!
漁港やテトラ、磯、防波堤…どこにでもいると語弊がありますが、とにかくいろいろな場所で釣れるカワイイやつ。しかも日中・夜間問わずアタリが多く、釣り人を楽しませてくれる癒しの魚です。
今回はそんなカサゴ(ガシラ)を、ライトタックルにジグヘッドとワームで狙う「ガシリング」について紹介!
仕かけの重ささえ変えてしまえば、アジングロッドやメバルロッド、ライトロックフィッシュ向けロッドなど、色々なロッドを流用して楽しむことができますよ~。
ガシリングのタックル
先述したように、さまざまな種類のロッドで楽しむことができます。
ただ、シーバスロッドや固めのエギングロッドだとパワーが強すぎて引き味が楽しめず、盛り上がりに欠ける可能性があります。
存分に楽しめる範囲であれば、6~7ft前後のロッドで、MAX10gくらいルアーが投げられるロッドが好ましいですね!
ベイト、スピニングどちらでも楽しめますが、オススメは扱いが簡単なスピニングリール!
番手は2000~2500番くらいがベスト。ギア比はハイギア・ローギアどちらでも問題ありません。
ガシリングの仕かけでよく使われるのが、テキサスリグやフリーリグに、ジグヘッドリグ。
テキサスシンカーやフリーリグシンカーは5~7gくらい、ジグヘッドはロッドに合わせて1~7gを使用します。
ワームはジグヘッドの大きさに合わせて、アジングワーム~ライトロック用クロー系ワームがオススメ!
記者は6ft後半のアジングロッド、6ft後半のMLパワーのブラックバス用ロッドで楽しむことが多いです。
ロッドのチョイスによってラインの太さを変えていて、アジングロッドではPEの0.3号、リーダーはフロロの3~4lb。バスロッドではPE0.6~0.8号、リーダーはフロロの8~10lbを使用しています。

アジングタックルの例

バスロッドの例
ガシリングの釣り方
ガシリングの釣り方はメチャクチャ簡単!
まずは適当にキャスト。遠投する必要はほとんどないので気軽なキャストでOK!
その後、仕かけをボトム(底)まで沈めます(ココが重要)。カサゴはボトムにいることがほとんど。なのでしっかりと底を取ることが重要です。
仕かけが着底したら、仕かけをポンポンと弾ませるイメージでアクション。反応がなければ少しリールを巻いてポンポン。または、底をズル引き。根掛かりが多い釣りなので、注意しながら誘ってください!
そうしているとブルブルッとアタリが出ますので、あとは軽く合わせるだけ。掛けた瞬間にギュンッと引く引き味がたまりません!
本命釣りの合間にもピッタリ
ガシリングは、ほかの釣りの合間でも楽しめる手軽で簡単な釣りです! しかも20cmを超えるカサゴは美味! お土産にもピッタリですよ。
釣りものが少ない冬ですが、ガシリングはいつでもOK! ぜひ楽しんでみてください。