ダイワ「AIRITY(エアリティ)」は「ルビアスエアリティ」と比べて“ココ”が進化していた

ダイワから2023年に発売が発表された、「23 AIRITY(エアリティ)」。モチロン、皆さんチェックされたかと思います。

今回は、筆者の主観で見た「21ルビアスエアリティ」との進化点は? というトコロに焦点を当てて、「23 AIRITY」をエグっていきたいと思います。

23 AIRITY(エアリティ)【ダイワ】

2023年2月登場
(PC LT3000、PC LT3000-XH、LT4000-XH、LT5000D-CXHは2023年3月発売)

出典:ダイワ

品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル1回転)
ギア比 自重
(g)
最大ドラグ力(kg) ナイロン(lb-m) PE(号-m) スプール径
(mm)
ハンドル長さ
(mm)
ハンドルノブ仕様 ベアリング
(ボール/ローラー)
価格(税別)
LT2000S-P 64 4.9 145 5.0 3-150 0.4-200 42 40 HG-Iライト 11/1 63,500円
LT2000S-H 76 5.8 145 5.0 3-150 0.4-200 42 45 HG-Iライト 11/1 63,500円
LT2500S 72 5.1 150 5.0 4-150 0.6-200 45 50 HG-Iライト 11/1 64,000円
LT2500S-XH 87 6.2 150 5.0 4-150 0.6-200 45 50 HG-Iライト 11/1 64,000円
LT2500S-DH 72 5.1 165 5.0 4-150 0.6-200 45 90 HG-Iライト 13/1 66,000円
PC LT2500 73 5.2 165 10.0 6-150 0.8-200 45 50 HG-Iライト 11/1 64,500円
PC LT2500-H 80 5.7 165 10.0 6-150 0.8-200 45 55 HG-Iライト 11/1 64,500円
LT3000-H 85 5.7 175 10.0 8-150 1-200 48 55 HG-T 11/1 65,000円
PC LT3000 77 5.2 185 10.0 8-150 1-200 48 60 HG-T 11/1 65,500円
PC LT3000-XH 93 6.2 185 10.0 8-150 1-200 48 60 HG-T 11/1 65,500円
LT4000-XH 99 6.2 200 10.0 12-150 1.5-200 51 60 HG-Tラージ 11/1 66,000円
LT5000D-CXH 105 6.2 205 10.0 25-150 2.5-300 54 60 EVAラウンドライト 11/1 68,000円

ダイワ公式「23 AIRITY」詳細ページはこちら

ただでさえ軽かった「ルビアスエアリティ」より、持ち重り感がさらに軽減

機種にもよりますが、ただでさえ軽かった「21 ルビアスエアリティ」より、大体5gほど軽量化されています。例えばトラウト、アジングで出番の多い2000番だと150g→145gに。バスやエギング、シーバスで使われることの多い2500番、3000番も5g軽くなっています。

実際に「21 ルビアスエアリティ」と持ち比べてみると、5gの差以上に持ち重り感が少なくなっています。

このことについて、ダイワの開発スタッフの方に話を聞いてみると、ベール、スプール、ローター、シャフトが軽量化され、重心が手前になったことで持ち重り感が軽減されているとのこと。コレ、実際キャストやアクションをする時のことを考えると、カナリ大きなアドバンテージ。

5g軽量されたコトよりも、重心のバランスがよくなったコトの方が恩恵が大きい気がします。(それに加えて軽量化されているから恐ろしいのですが…。)

巻き感も明らかに向上

で、気になる巻き心地はというと…。巻き比べてみると、巻き出しから明らかに軽くなっています。ただ、「21 ルビアスエアリティ」の巻き感も素晴らしい仕上がりなので、比べてやっと分かるレベル。正直どちらも最上級の巻き心地です。

フィッシングショーOSAKAでは実際に巻き比べることができた

21ルビアスエアリティ

23 AIRITY(エアリティ)

これは、ローター部は前モデルと比較して、16%の軽量化を達成(2500番)されたことが要因として大きく、これに伴い、低慣性化されることで、巻き出しが軽く、巻き感度が向上しているとのこと。

圧倒的に進化したポイントは意外にも…

これはあくまで、筆者の個人的な感想なのですが、明らかに進化しているポイントがありました。それは“ベール”。

軽量化、巻き感は「21 ルビアスエアリティ」を更に進化させたポイント。ですが、ベールに関しては明らかに別物。細身になったことで、高級感が増し、開閉もカチッとした誠実さと剛性感を感じる仕上がりになっていました。

細かい部品の進化ですが、ベールは釣りの最中で触る回数の多い部分。少し使用感が上がるだけでも、満足感はカナリ大きくなりますね。

詳細は公式HPをチェック

今回注目が集まった「23 AIRITY(エアリティ)」は、その期待に応えるように専用ページが開設されています。

より進化した機構について知りたい方はこちらのリンクからチェックしてみてください。

 

今回は、筆者の主観で前モデルからの進化点をまとめてみました。

気になった方は、釣具店で触ってみて頂ければと思います。そして触ったが最後、きっと欲しくなってしまっていることでしょう…。

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!