【サビキで尺メバルが狙える絶好のチャンス!!】ほかにもイカメタルでヤリイカ、タイラバ&ジギングで根魚に青物も狙える旬魚三昧が超楽しいですよ~
福井県敦賀・名子のルアー船、ビッグフィンスクイッド名物となっている、冬から春までの期間限定便「欲張りリレー便」。
この便は、朝から夕方までの丸1日を、サビキメバル、ジギング&タイラバ、そしてヤリイカメタルと、3種類の釣りをポイントの状況に合わせてリレーで狙っていくので、旬の魚&イカ三昧が楽しめます。
中でも、サビキで狙うメバルは30cmオーバーの尺まじりで数釣りが楽しめると評判。
そんな敦賀沖の旬のターゲットが満載の1日便を体験してきました。
旬魚三昧の欲張りリレー便
朝イチ、桟橋への入口が開かれると、荷物を運んだ乗船者たちは船の前で、タックルをセットし始めます。これがビッグフィンスクイッドでの出船前の準備。用意を終えた人から順に操舵室で受付を行い、決まった釣座へとタックルを運びます。
サビキメバル、タイラバ&ジギング、ヤリイカメタルと、複数の釣りをポイントに合わせて楽しんでいくため、ポイントに着けばすぐに釣りができるように、出船前に準備を終えておくのです。
船が桟橋を離れると、数分でベイトの感度を見付けて、エンジンがスローになりました。
まずは湾内でタイラバ&ジギングから。魚探とソナーを見ると、イワシのベイトボールが、真っ赤になって底から中層まで映っています。
「水深33m、底から8mまで巻いて」と船長。
船を立てるサビキメバル以外は、釣り人が片舷に並んで竿を出します。
仕かけを下ろして狙い始めると、すぐにサゴシがヒットしましたが、水面でバラシ。
続いてスズキがヒットしました。
巻き速度は回収よりは、やや遅めの早巻き。
その後、レンコダイ、ガシラも上がりましたが、この日は活性が低いのか、感度の割には口を使いません。
そこで、ポイントをかえて、今度はサビキでメバル狙い。
この釣りは右舷、左舷に分かれます。今度は「水深26m、底から1m」で始まりました。
タナが狭いので、極ゆっくりと巻き上げます。1m巻き上げてアタらなければ、再び底から誘う、を繰り返します。
すると、1流し目で、3人にヒット。すぐには上げずに、そのタナでステイ、あるいは巻き速度をさらに落として、追い食いを狙います。
重量感が増してきて仕かけを上げると、4連、3連、2連と、ヒットした全員がメバルの連掛け。型は22~25cmと良型主体でした。
ただ、敦賀沖の魅力は「尺」が高確率で釣れて、数も狙えること。船長もサイズアップを狙ってポイントを転々と探っていきます。
すると、大きくポイントをかえた直後、数人に強烈なアタリがでました。
その中の1人、女性アングラーの竿も大きく引き込まれました。追い食いを狙って耐えていると、さらに強烈な引きがきます。
少し待って上げてくると、尺に迫るサイズが2尾、そして下針は1号ハリスが切れていました。
船長いわく「大きいのから切れるから、バレたのは尺メバルちゃうか」。
それでも釣り上げた女性アングラーは大型メバルの連に大喜び。魚を手にすると、自然と笑みがこぼれます。
その後、アコウなどもまじって各自が型揃いのメバルを追加しました。
そして、ラストは夕まずめのヤリイカメタルへ。
この日はヤリイカの反応は渋かったですが、日没前になって活性が上がったのか、船中1パイ目が上がると、その後は連続でヒット。
中にはダブルもあり、胴長30cm超の型揃いで、よい人は5ハイをキープ。
乗船した釣り人たちは、型揃いのメバルを主体に、ボリューム満点の良型ヤリイカ、ほかにもアコウ、ガシラ、レンコダイ、スズキと旬の魚種を満喫していました。
この「欲張りリレー便」は3月末まで出船する予定なので、旬の魚&イカを満喫したいなら、ぜひオススメの釣りです。