先日、つりそく編集部と、姉妹サイトのルアーニュースR編集部で、大阪・岬町の「海上釣り堀 オーパ‼」のイケスを貸し切り、釣りを楽しんできました。
そこで筆者が今までずっと気になっていた、ウキ釣りとミャク釣り、結局どっちが厳寒期に強いのか? という疑問を解消すべく、ひっそりと検証を行いました。
釣行当日は、子供を含めて計6人で釣りに向かい、そのうち、ミャク釣りだけに専念するメンバーは2人。果たしてどちらが釣り勝つのか?
厳寒期で水温が低くなると、魚はタナが下がりイケスの網に寄りやすい、という傾向にあります。そこを踏まえて、最初にウキ釣りと、ミャク釣りのメリット・デメリットを簡単に説明します。
ウキ釣りについて
・1番水深のあるイケスの、中心を狙える。
・ウキを経由することで、エサを自然に漂わせることができる。
・初心にもアタリが目視でわかりやすいこと。
・足元が狙いづらい。
・タナの変更が少し面倒で、タナがズレるとアタリがなくなってしまう。
・小さなアタリは分かりづらい。
ミャク釣りについて
・魚が溜まりやすい足元の際や、角を探れる。
・感度がよいので、小さなアタリでもダイレクトに手元に伝わる。
・仕かけを変えることなく、タナを自由に探ることができる。
・竿下しか狙えないので、広範囲を探れない。
・タナ取りをしっかりしておかないと、根掛かりが多発する。
ウキ釣りVSミャク釣り
当日の放流魚は、マダイ、クロソイ、トラフグ、大ブリ。早速釣りをスタートすると、さっそくアタリがあったのは、ウキ釣り。上がってきたのは良型の美味しそうなマダイ!
アタった場所は、イケス中心の底付近とのこと。オーパ‼のHPによると、水深は6m。イケスの中心でアタったと聞いて、ミャク釣りに不穏な空気が漂い始める…。
その後も続々と、イケスの中心でウキ釣りが掛けていく中、ミャク釣り2人はアタリなし。
この日の結果は、ウキ釣りでマダイ5尾、クロソイ5尾という結果に終わった。この日はイケスの真ん中の、底に魚が溜まっていたのが、ミャク釣りにアタリがなかった要因ではないかと分析。
潮も小潮寄りの中潮で、潮が緩く、イケスの際に魚が寄っていなかったのかも? とも感じました。
この日の実験結果は、「厳寒期の潮が緩い日は、ウキ釣りに軍配が上がる!」でした。
こうやって、仲間内で実験ができるのも貸し切りをするメリットの1つ。皆さんも海上釣り堀で、いろんな楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか!