【シマノ最高峰モデル】振り重りと持ち重りの軽量化=“真の軽さ”を追求「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」

シマノエンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」が、約4年ぶりにフルモデルチェンジして2023年に登場。

新しくなった「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」は、どのような進化を遂げたのか? さっそく見ていきましょう。

エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ【シマノ】

2023年03月 発売予定

出典:シマノ

品番 全長(ft.) 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 錘負荷(号) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(円) 商品コード
245M 8’0″ 2.45 2 125.6 107 0.9 1.5~12 DOWNLOCK 98.6 59,700円 270818
240MH 7’10” 2.40 2 123.1 106 0.9 2~15 DOWNLOCK 98.6 59,700円 270825
235MH+ 7’9″ 2.35 2 120.6 105 0.9 2~18 DOWNLOCK 98.7 59,700円 270832
230H 7’7″ 2.30 2 118.1 104 0.9 3~20 DOWNLOCK 98.6 59,700円 270849
B235MH+ 7’9″ 2.35 2 120.6 109 0.9 2~18 DOWNLOCK 98.6 59,700円 270856

シマノ公式「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」詳細ページはこちら

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“真の軽さ”を追求

“真の軽さ”を徹底追及したという、「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」。軽くなる=操作性がよくなる&疲れづらくなる。言い換えると、振り重りと持ち重りが改善されれば、“真の軽さ”になると考えたそう。

振り重りについて

まずは振り重り。振り重りとは、リールシートを中心とした回転しにくさを、慣性モーメントで数値化したもの。このモデルはこの慣性モーメント指数を、約3%軽減したそうです。この3%という数字に対して、フィールドテスターの鈴木 新太郎氏はこう語っていました。

シマノフィールドテスターの鈴木 新太郎氏

「この3%という数字は、たかだか3%と思う人もいるが、本当にスゴイ進化です。誰が使っても、振り重りの軽さを実感できるようになっています」

振り重りが軽くなったことで、軽快な操作性やキレのよいアワセの心地よさを実感できるとか。

持ち重りについて

持ち重りとは、リーリング時などにロッドを水平保持するために必要とされる力の数値化。ロッドの重量はモチロン、水平を保つロッドバランスが重要な数値です。

ロッドの重量に関しては、2.3mのモデルで104gと、非常に軽量な仕上がり。軽量になるということは、感度もよくなるということ。

まさに振りやすく、持ち重りのしない“真の軽さ”を持ったロッドと言えるのではないでしょうか。

視覚、触覚で水中の様子を伝える感度

「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」は感度も向上。

ティップはショートトップの極短タフテックを採用することで、繊細なアタリや潮流の変化、底の質感を目にも手にも伝えてくれます。

また、グリップには軽量&好感度のカーボン一体成型グリップの、カーボンモノコックグリップを採用していることで、グリップが当たっている、腕や脇にまで水中の様子や、底質まで伝えてくれるように。

さらにティップ、バットのガイドには、糸がらみの少ないトラブルレスなXガイドを搭載。軽いテンヤを使う際や、風のある日でも糸絡みがし辛くなっています。

ラインナップ

ラインナップは、スピニング4機種、ベイト1機種の計5機種でラインナップ。

各モデルの特徴についても紹介します。

軽負荷テンヤに対応7:3調子【245M】

シリーズ中最も繊細なティップと軽量ブランクスは、軽負荷テンヤとラインテンションをコントロールしながらの操作が可能。さらに遊動テンヤを違和感なく喰い込ませる最もセンシティブなアイテム。

出典:シマノ

鈴木 新太郎氏イチオシのモデル。千葉県の外房や、青森の陸奥湾などで活用しているようです。

もっともライトな機種でありながら、大型マダイや、青物が掛かった時でも溜めているだけでロッドが起きてくるモデルとのこと。

オールラウンド7:3調子【240MH】

喰わせ性能と掛け合わせ性能を高次元で両立。2~15号のテンヤやカブラを意のままに操作し、幅広い水深や潮流の変化にも対応するオールラウンドアイテム。

出典:シマノ

鈴木 新太郎氏によると、全国のあらゆるフィールドで活躍してくれるモデルだとか。また、状況が分からないときに、パイロット的に使うことが多いようです。

リアクションバイトを誘う8:2調子。【235MH+

使用頻度の高い8~12号テンヤでハイレスポンスに誘い、自然なフォールで喰わせて掛ける。瀬戸内に代表される活きエビの釣りに適したアグレッシブなアイテム。

出典:シマノ

ハードアクションに適応8:2調子ベイトモデル【B235MH+】

最も繊細な指先で保持することにより優れた操作性を実現するXシート フロントトリガーを採用。8~10号テンヤでハイレスポンスに誘い、リアクションバイトを狙って掛ける瀬戸内に代表される活きエビの釣りに適したアグレッシブなアイテム。

出典:シマノ 

ハイレスポンスに誘い掛ける8:2調子【230H】

高負荷テンヤでもハイレスポンスに誘い、捉えたアタリを瞬間的に掛け合わせることができるハードアイテム。20号テンヤによるディープ攻略や速い潮流に対しても有効。

出典:シマノ

鈴木 新太郎氏曰く、メリハリのあるロッド。深場での釣りはもちろんですが、中層で誘う巻きで食わせる、巻きテンヤにもピッタリとのこと。

関連動画はこちら

 

新しくなった「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」。一度手に取って、“真の軽さ”を実感してみてはいかがでしょうか。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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