マスナタ、または三角バケと言われるような釣りや、200号のオモリを付けるような高負荷の釣りに万能に使えるロッドが、シマノから新登場したので紹介。

ディープゲーム【シマノ】

2023年にシマノから新登場した「ディープゲーム」は、北海道や東北地方伝統のマスナタ、または三角バケと呼ばれる釣りにピッタリ。また、最大400号のオモリまで対応しているので、高負荷のオモリを使用した釣りから、中深場、イカ、青物の釣りまで幅広く対応します。

出典：シマノ

全7機種のラインナップで、釣りモノや、フィールドに合わせてチョイスすることができます。

シマノ公式「ディープゲーム」詳細ページはこちら

軽快な誘いを可能とするブランクス

高負荷なオモリや、三角バケを扱う釣りは、オモリに耐えうるパワーに加え、軽快な操作性もロッドに求められます。

そういった操作性は、ロッドへ込めた力が効率よく仕かけに伝わるほど軽快になります。つまり、三角バケを操作するために竿を強く動かしたとき、ねじれたり、ツブれてしまうと力がうまく伝達されないというコト。

「ディープゲーム」のブランクスは、ロッド縦繊維の内層と外層にカーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした、三層構造スパイラルXを搭載。内外の斜めの繊維により、軽さを維持しながら最大負荷が掛かる領域でも高いネジリ剛性とつぶれ剛性を持っています。

さらにブランクスの最外層にカーボンテープをX状に締め上げていくハイパワーXにより、これまで以上にブランクスのネジレを抑制、ロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能をフルに発揮させてくれます。

また、操作性の向上にはリールシートにも秘密が。

リールシートには締め込みやすいロングナットを備えた““フィッティングサポート18 CI4+””を採用することでパーミング性能も大幅に向上しているとのこと。

記者はリールシートのコダワリが強く、如何に軽くて操作性がよくても、握り込みが合わなければ購入を見送ります。その部分において、“フィッティングサポート18 CI4+”は非常に握り込みやすく、記者イチオシポイントです。

操作性と同時に、大型魚を獲る粘りとパワーも備えているそうで、胴突多点仕掛けに多数の魚が掛かったり、大型の青物が掛かっても、ロッドのパワーと粘りのバランスがバラシを防止。幅広い水深、エリア、ターゲットで真価を発揮するロッドに仕上がっているそうです。

各アイテムと対象魚・釣種について

「ディープゲーム」は、釣りモノやフィールドによって7機種のラインナップから選ぶことができます。

どの機種がどんな魚、どんな釣りに向いているのかを表にしてみました。

ざっと見ると、北海道や東北地方のアングラーにドンピシャなロッドではないでしょうか？

もちろん、本州でも中深場の釣りで使用する時なんかに活躍できます。

汎用性の高い万能パワーロッドで、色々な釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

シマノ（Shimano）

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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