3年ぶりに開催された「津風呂湖ワカサギ釣り大会」の模様をレポ

寄稿:川口忠彦

川口 忠彦(かわぐち ただひこ) プロフィール

ワカサギ釣り歴約10年。ホームグラウンドは津風呂湖。ワカサギ釣り以外にも、テンヤタチウオ、タコエギ、タイラバなどの旬の船釣りが好きで、淡水ではタナゴ釣りやバスフィッシングもこなす、マルチアングラー

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3年ぶりの開催「第8回津風呂湖ワカサギ釣り大会」

3年ぶりのリアル開催となった「第8回津風呂湖ワカサギ釣り大会」が、2月19日に、津風呂湖で行われました。

当日は、吉野町の町長が来られて、吉野ケーブルテレビからの撮影もあり、また吉野町ビジターズビューローから、吉野町の名産品や協賛釣具メーカーさんからの、たくさんの賞品が用意され、盛大に開催されました。

大会は、ボート部門と桟橋部門で行われる予定でしたが、あいにくの雨模様で安全を考慮され、今大会はドーム桟橋のみで、総重量によって競われました。

大会結果は、優勝が 花折悠斗氏で36g。準優勝が 石口雅一氏で24.5g。第3位は私、川口忠彦で19g。第4位は中村耕作氏で14.5g。第5位は竹島秀臣氏で12gとなりました。

どちらの方も、水深26mの底付近で釣られたとのことで、仕かけの下から2つ目、もしくは3つ目の針に掛かることが多かったようです。

例年、この時期は大きなワカサギでも、ショートバイトが多く、アタリがあっても掛け損ねた方もおられたと思います。

また、産卵準備に向かうタイミングの個体も多いようで、最下流に位置する桟橋付近は、なかなか厳しい状況となりました。

こんなタイミングでは、ボートで上流域から中流域辺りのワカサギを魚探で追う方が、釣果は伸びるはずです。

ワカサギのいるポイントは、水深がかわれど底付近で、なるべく傾斜の少ないフラットな底に、ベタ底から50cmまでの反応を探して、釣ってみるとよいでしょう。

よく中層に群れの反応が出ますが、稚アユの可能性が高いので、深追いしないように!(フラッシャーの付いた仕かけなら、釣れることもあります)。

ワカサギは、これから産卵という一大イベントを迎える前とあって、気難しい個体が多いと思うので、根気よく探って技術を駆使し、釣ってみてください。

津風呂湖のワカサギ釣り期間は、3月31日までとなっております。

今シーズンは、遅れ気味であった分、最終日まで楽しめることを期待したいですね。

アクセス

 

■交通…大阪方面から南阪奈道路の葛城インタで降り、すぐを右折。名柄信号を右折して国道309号で下市町へ。下市町から国道169号で吉野方面へ向かい、河原屋西信号から津風呂湖への案内場に従って進む。

■期間…11月1日~3月31日

■料金…日券1000円。貸しボート1日3000円、ワカサギ用桟橋1000円、ドーム桟橋1000円(子ども500円)

■問い合わせ…☎津風呂湖観光株式会社(0746・32・2847

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