【水中で超スライドアピール】樹脂メーカーと職人技が融合して生まれた巨大な樹脂製トンジギジグがスゴかった!

職業柄、さまざまなイベントや、展示会に足を運ぶ記者。

先日、行われた展示会で思わず「デカッ!」と言ってしまったジグがあったので紹介。

SJIG トンボジギング【Sjig】

それがこちらの「S.JIG トンボジギング」。トンジギ用とはいえ、このデカさ。

なんと全長は300mm、ド迫力のサイズ感。

持ってみるとそんなに重くない。しかも、金属のヒヤッとする冷たさも感じない。実はこちらの「S.JIG トンボジギング」、樹脂の中にステンレスを差し込んだ樹脂製のジグなんです。

ボディに内蔵されている厚さ3mmのステンレスプレート

樹脂メーカーと職人技が融合して生まれたジグ

この製品を発売しているのが、Sjigというメーカー。

元はヒカリ化成という樹脂板の加工をしている会社。身近なものだと、お家の電気カバーはほとんどがヒカリ化成が作成しているとか。

そこに、ジギング歴20年以上のジグ職人山田さんがタッグを組み、樹脂製のジグを手作業で開発・製造しているそうだ。

フォールで超スライドする

ジグの大きさと形状により、強烈なスライドと平打ちでアクションすることが最大の特長だという。

■赤線:Sjig ■黒線:一般的なジグ

出典:Sjig

とはいえ、細身のジグが定番となっているトンジギシーンでは、自分のタックルケースに迎え入れるには少々勇気がいる…。

だが、山田さん曰く「トンジギに行った際、船中で誰も釣れていない中子のジグを使った人だけが釣れ続けたんです。モチロン、状況によって変化はあると思いますが、このサイズでしかアタリを引き出せない場面があるということです。いつものジグの中に、『S.JIG トンボジギング』を1つ忍ばせておくと、苦戦した時の引き出しの1つとして活躍するハズです!」

とのこと。

すごく引き重りしそうだが…?

このサイズ感を見て最初に感じたのが、引き重りがすごいんじゃないか? というトコロ。

話を聞いてみると、通常のジグより重さがあり、シルエットが大きいにもかかわらず、ジャークした時の引き重りは非常に軽くなっているんだとか。一度使ったら驚くと思う、とも。

スペック

■カラー
イワシ:ホロブルーピンク
サンマ:ホロオーロラダークグリーン
ゼブラ:ホロシルバーゼブラグロー

■長さ
300mm

■ウエイト
360gと410g

■価格
360g:11,500円(税別)
410g:12,000円(税別)

Sjig公式ホームページはこちら

今までにないデカさのジグ。そして実釣力もあると。先述したように、タックルボックスの中に1つ忍ばせておくと、状況に合わせて使い分けできるかもしれませんね。

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